レメディの使い方

だらだらと続く熱や咳、鼻水にさようなら。ママ必見のテッシュソルトガイド

はじめてさん1
はじめてさん1
子どもが風邪をひいたとき、レメディをとってもだらだらと熱が続いたり、痰が切れずいつまでも咳をすることが多いです。
ホメオパス
ホメオパス
だらだらと熱や鼻水が続くのはお子さんも苦しいですよね。
はじめてさん1
はじめてさん1
すぐに元気になる子どもと長引く子どもは何が違うのでしょう。
ホメオパス
ホメオパス
遺伝的な体質もありますが、子どもは外からのウイルスや細菌に触れながらそれらと闘う免疫システムを作り上げていきます。ですから、ちょっと熱が出たからといって、解熱剤を常用するようになると、からだは免疫システムを作る機会を失って、風邪をひいてもぐずぐずと長引くことがあります。
はじめてさん1
はじめてさん1
なるほど。免疫システムを強化するために、ウイルスや細菌に触れることも大切なのですね。でもやはり長引くと心配です。
速やかに病気にかかりきるためにできることはありませんか?
ホメオパス
ホメオパス
はい。基本的にホメオパシーのレメディを使いながら、速やかな改善を助けるティッシュソルトを今日は紹介しましょう。

ティッシュソルトの基本についてはバランスが健康の鍵!ティッシュソルトで体内のミネラルを整えよう その1を参考にしてください。

風邪の炎症を収めるためにたくさんのミネラルが必要
ティッシュソルトを代表するミネラルは、日々の臓器の働きや、食べ物の消化、呼吸、体を動かすこと、思考、神経を使うこと等すべての代謝活動を支えている。が、風邪で発熱したり、炎症を起こしているときにも、炎症を収め、鼻水や痰などの老廃物を体の外に排出するためにたくさんのミネラルが消費される。

現代人のミネラル不足
私たちは毎日食べ物からこれらのミネラルを供給していますが、現代は、ファーストフードの普及や、カット野菜や加工食品、栄養価の少ない野菜などが多くなり、日常の生活や食事の中で、子どもたちの体内ミネラルが昔に比べて不足しがちだといわれている。

お子様が風邪をひいて、なかなか熱が下がらない、痰が切れずにいつまでも鼻水が続くときは、ティッシュソルトでミネラルを補ってみましょう。速やかに風邪にかかりきって元気になる助けとなるはずです。

風邪の炎症を3段階に分けて対処する

風邪の炎症を3段階に分けると:

第1段階(初期):鼻水、喉の痛み、くしゃみ、急な熱などの軽い症状。

第2段階(中間期):続く発熱、筋肉痛、全身の倦怠感などの強い症状。

第3段階(回復期):炎症や感染が徐々に軽減し、体が回復に向かう時期。
体内の不要な老廃物や毒素が痰や鼻水として排出される

と大きく分けられます。この段階ごとに見られる症状と、有効なティッシュソルト、
ファーランフォス(Ferr-p)
ケーライミュア (Kali-m)
ケーライソファー( Kali-sulph)
の期待できる効果について詳しく説明します。

第1段階(初期):引き始め、軽い症状

症状

喉の痛みやイガイガ感
喉の赤みや腫れ
軽い倦怠感
くしゃみや鼻水、鼻づまり
咳や喉の痒み。
急に寒気がして熱が出る。39度くらいまで上がる。

使用するテッシュソルト

ファーランフォス (Ferr-p)リン化鉄

役割と期待できる効果

ファーランフォス (Ferr-p) は、風邪の初期段階において特に有効とされています。この段階では、体が風邪の原因となるウイルスや細菌と闘っており、その炎症反応が、症状として出ています。ファーランフォスを使うことで、

急性炎症を抑える:風邪の初期に感じるだるさや倦怠感を減少させ、喉の痛みや鼻水、くしゃみを和らげます。
エネルギー供給の改善:初期のだるさや疲労感を軽減し、体力を維持します。
免疫力の強化:体の防御機能をアップし、感染に対する免疫力を高め、風邪の進行を抑制します。
エネルギーをアップする:初期のだるさや疲労感を軽減し、体力を維持します。

Ferr-pは風邪の初期段階で炎症や症状を和らげ、免疫システムをサポートし、体の回復を促進することが期待されます。

第2段階(中間期):強い症状

症状

全身の倦怠感
筋肉痛
頭痛
喉の痛みや腫れがより強くなる
鼻づまりや鼻水が増える
咳が悪化し、痰が増える
発熱が続く場合がある
頭痛や筋肉の痛みが現れることもある
喉や鼻の症状が長引く
特に白くてねばねばした鼻水や痰。白色から灰色の舌苔、疲れ果てて弱っている状態

症状がより重くなり、体の不快感が増加します。特に喉や鼻の症状が顕著になり、咳や痰が増えることが一般的です。また、発熱や筋肉の痛みなど、全身的な症状も現れることがあります。

使用するティッシュソルト

ケーライミュア (Kali-m)塩化カリウム

役割と期待できる効果

ケーライミュア (Kali-m) は、風邪の中間段階において重要な役割を果たします。この段階では、炎症が進行し、症状がより顕著になります。

老廃物の排出促進:痰が絡む咳や鼻水を和らげ、粘液の排出を促進し、呼吸を楽にする。

粘膜のサポート:粘膜の健康を取り戻し、喉の腫れや鼻づまり、耳の痛みを和らげます。

炎症の鎮静:炎症の広がりを防ぎ、腫れや痛みを減らします。また、風邪の症状の悪化を防ぎ、回復を早めます。

★炎症の第一段階から第二段階への移行は定かでないことも多いので、移行期はファーランフォス(Ferr-p.)とケーライミュア(Kali-m.)を交互にとって良い。

第3段階(回復期):症状の軽減

症状

症状が徐々に軽減
体が回復に向かう
残った痰や粘液の排出
軽い咳や喉の違和感
特に黄色い分泌物で、ねばねばした鼻水や痰。

使用するティッシュソルト

ケーライソーファ― (Kali-s)硫酸カリウム

期待できる効果

痰の排出促進:しつこい痰が絡む咳や鼻水が出やすくなることで、呼吸が楽になり、気道の浄化が進みます。

老廃物の排出促進:体内の毒素や老廃物を出し切り、回復を助けます。

粘膜の回復:風邪の症状が和らぎ、粘膜の炎症が減少することで、喉や鼻の粘膜が正常な状態に戻るのを助けます。

ケーライソーファ―(Kali-s)は、子どもの病気で使われることの多いポースティラ(Puls)と似ていて(鼻水や痰が黄色い。外気で好転する、あたたかい部屋で悪化、夕方に悪化など)相性がいい。
レメディでポースティラ(Puls)が示唆されるときはこのティッシュソルトも良いサポートになるだろう。

ティッシュソルトの取り方
ティッシュソルトは急性の場合は15分から30分ごとに(子供は1時間ごとに)1錠、口の中で溶かします。
1~2日くらいとりながら症状を観察してください。
希釈度を示すポーテンシーは6x-12xです。

まとめ:
このように子供が風邪をひいたとき、
症状の段階を確認しながらレメディだけでなく、ティッシュソルトを取り入れることで、風邪にかかり切り、速やかに治癒する手助けになりますので是非ご家庭でのセルフケアにティッシュソルトを取り入れてみてくださいね。

参照:「生命組織塩でバランスを取る」ホメオパシー出版

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ABOUT ME
伊藤 真愉美
ホメオパシーネクスト(株)海外折衝担当  ホメオパシーネクストスクールチューター ホメオパス、インナーチャイルドセラピスト 千葉在住 14年にわたりイギリス、シンガポールなどで生活し、マレーシアでの子育て中、子供たちの繰り返す気管支炎に薬を使い続けることに疑問を感じ、ホメオパシーと出会う。「からだ」だけでなく「こころ」のあり方もホリステックに見て病気や不調を癒していく相談会を心がけています。また子どもたちが、心も体も健やかに成長でできるようにお母さんとお子さまの両方をサポートします。

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