ライフスタイル

超重要!スポーツでパフォーマンスを上げるために必要なミネラル5選&TS(ティッシュソルト)

こんにちは。

ホメオパシー療法家の岩崎健寿です。

スポーツにおいて、パフォーマンスを最大限に引き出すためには、バランスの取れた食事が欠かせません。その中でもミネラルは、筋力の維持、エネルギー生成、酸素運搬など、さまざまな役割を果たしています。

今回は、スポーツパフォーマンス向上に欠かせない5つのミネラルについてご紹介します。

また、それぞれのミネラルごとにTS(ティッシュソルト)も紹介します。

TSは、体内ミネラルの過不足をうまく調えてくれますよ。

鉄(Iron)

鉄は酸素を運ぶためのヘモグロビン合成に必要なミネラルです。鉄を摂ることで酸素供給が増え、持久力や集中力の向上につながります。

鉄が豊富な食材は赤身の肉、魚、豆、ホウレンソウなどです。

鉄はスポーツ中に以下のような重要な役割を果たします。

酸素運搬

鉄はヘモグロビンと呼ばれる赤血球内のタンパク質の一部で、酸素を肺から組織へ運びます。

スポーツ中は筋肉への酸素供給が増えるため、鉄はその機能を支えるうえでとても重要。

鉄が不足すると酸素供給不足となり、持久力やパフォーマンスが落ちてしまいます。

エネルギー代謝

鉄は体内の酵素反応において電子の輸送にもかかわっています。

酵素の一部である鉄は、食物からの糖や脂質代謝の過程で、エネルギーの供給を助けます。

免疫機能の維持

鉄の摂取は免疫機能を維持する上でも大切です。

スポーツをすることで身体に負荷がかかり、免疫系が活性化されます。

鉄は免疫細胞の機能を正常に保ち、感染症への抵抗力を高めます。

スポーツをしていると、鉄が不足し貧血になることがあります。

わたしもその経験があるので紹介します。

【わたしの貧血体験】
その当時、トレイルランニングにハマっていたわたしは、神奈川県の丹沢山塊へ足繁く通っていました。トレイルランニングの醍醐味は何と言っても、起伏に富んだ山々を自在に走り回れること。

まるで天狗になったつもりで、山から山へ疾駆していました。
……というのは妄想で、そうやって走るトップランナーを想像しては、いつもゼーハー、ゼーハー💦のろのろ山を上っていました。

しかし、下りになると今度は調子に乗って駆け降りていき、翌日以降のひどい筋肉痛に苛まれていました。

そんなある日、下山したあと帰りの電車内で貧血を起こしてしまいます。

つり革につかまって立っていると、胃のあたり不快感がどんどん大きくなって、じっとりした冷汗が出てきました。貧血特有の足の浮くようなフワフワ感に襲われ、眼の前が真っ暗になってしまいました。

とても立っていられる状態ではなく、その場にしゃがみ込んでしまいました。

目の前に座っていた紳士は、状況を察してすぐに座席を譲ってくれました。

しかし足繁く山に通い、山を走っている手前、電車のなかでゆったり座るなど言語道断……。

わたしのよくわからない妙なプライドが、席を譲られた恥ずかしさと申し訳なさを助長します。

しかしそんなことを考えている余裕はなく、すぐにでも座らないと上下左右が分からないまま意識を失って倒れてしまいそうです。

ここは素直に甘えさせてもらうことにしました。

座れたおかげで、最寄り駅に到着するころにはだいぶ回復しました。

スポーツをしていると多少無理をすることもあるかと思います。しかし、人に迷惑をかけてはいけません。反省です。

貧血になる原因

貧血には、以下の原因が考えられます。

①鉄不足

激しい運動によって鉄が大量に消費されるため、鉄不足になりやすいです。

鉄は赤血球の酸素運搬に無くてはならないものなので、鉄が不足すると貧血症状が出ます。

②赤血球破壊

激しい運動により、赤血球が壊されることがあります。長時間の運動による衝撃や圧力、足の血管が圧迫されることによって生じます。

③消化器系の影響

激しい運動は、血液を消化器系から筋肉に集中させ、胃腸の運動を低下させてしまいます。

そのため、栄養素の吸収や鉄の摂取が減少し、貧血のリスクが高まります。

④慢性炎症

激しい運動は体内で慢性的な炎症を引き起こします。

炎症により鉄の吸収が妨げられると貧血になります。

貧血を予防するためには、鉄の他にビタミンCやビタミンB12などの栄養素を摂取することが重要です。

鉄のTS(ティッシュソルト)

ティッシュソルトは、Ferr-p.(ファーランフォス/リン化鉄)がオススメです。

肉体を酷使したときの炎症初期や貧血によく合います。目のまわりが黒っぽくくすんでいるときに摂ってみても良いですよ。

カルシウム(Calcium)

カルシウムは骨の形成や筋肉の収縮に重要な役割を果たします。スポーツでの怪我予防やパフォーマンス向上には、十分なカルシウムを摂取することが大切です。

乳製品、大豆製品、葉菜類などから摂取すると良いですよ。
カルシウムはスポーツ中に以下のような重要な役割を果たします。

骨の健康維持

カルシウムは骨の主要な構成要素で、骨の形成や強化に不可欠です。

スポーツでは、骨折や骨粗しょう症のリスクを軽減するために、十分なカルシウムが必要です。

筋肉の収縮

カルシウムは筋肉の収縮と緩和をコントロールします。

スポーツ中の運動には筋肉の収縮が重要で、カルシウムが必要です。

カルシウムを摂取することで、筋肉の収縮効率を高め、パフォーマンスを向上させます。

神経伝達

カルシウムは神経伝達に必須のミネラルです。

神経系はスポーツ中に正確な情報を伝達し、運動の制御や協調にかかわります。

カルシウム不足は神経機能の低下につながり、パフォーマンスに影響が出ます。

よって、十分なカルシウム摂取はスポーツ中の骨の健康、筋肉の効率的な収縮、神経伝達の正常な機能を維持するのにとても重要です。

カルシウムのTS(ティッシュソルト)

ティッシュソルトはCalc-f.(カルクフロアー/フッ化カルシウム)がオススメです。

組織や血管の弾力性低下、じん帯や筋肉、関節、腱緊張と過伸展による疾患に合います。

マグネシウム(Magnesium)

マグネシウムはエネルギー生成や筋肉の収縮・緩和に関与し、筋肉の引き攣りや疲労を軽減します。

ナッツ、種子、葉菜類、全粒穀物などに含まれています。

マグネシウムはスポーツ中に以下のような重要な役割を果たします。

エネルギー代謝

マグネシウムは体内の酵素反応の触媒として機能し、エネルギー代謝において重要です。

特に、糖の代謝やATP(アデノシン三リン酸)の生成にかかわります。

スポーツ中の運動や筋肉の収縮にはエネルギーが必要で、マグネシウムがエネルギーの供給をサポートします。

筋肉の収縮と弛緩

マグネシウムを摂ることで神経伝達を正常に保ち、筋肉の収縮と弛緩を正常におこなう。

酸化ストレスの抑制

スポーツ中は酸化ストレスが増えます。これは細胞や組織にダメージを引き起こし、疲労感や筋肉の炎症が増加します。

マグネシウムは抗酸化作用を持ち、フリーラジカルの除去や酸化ストレスを抑制します。

スポーツ中は発汗によって体内からマグネシウムが失われるため、意識してマグネシウムを摂ることで、エネルギー供給や筋肉が正常に働き、酸化ストレスを抑制します。

マグネシウムのTS(ティッシュソルト)

ティッシュソルトはMag-p.(マグフォス/リン酸マグネシウム)がオススメです。

痛みや生理痛、筋肉の痙攣や引きつり、こむら返りなどに適しています。

ナトリウム(Natrium)

ナトリウムは汗と一緒に失われる電解質の一つです。

スポーツ時にはこれらの電解質を補給することで、水分のバランスを保ち、パフォーマンスを維持することが重要になります。
ナトリウムはスポーツ中に以下のような重要な役割を果たします。

水分バランスの調節

ナトリウムは体内の水分バランスを調整するためにとても大切なミネラルです。

スポーツ中は発汗によって多量の水分とともにナトリウムも失われてしまいます。

ナトリウムを摂ることで体液の適切な濃度を維持し、脱水症状を予防しましょう。

神経機能の維持

ナトリウムは神経系の機能を正常に維持するためにも重要です。

神経伝達や筋肉収縮には電解質のバランスを保つことが重要で、ナトリウムはその一部として機能します。

ナトリウムを摂取することで神経伝達が正常におこなわれ、パフォーマンスが向上します。

エネルギー供給

ナトリウムは筋肉へのエネルギー供給にかかわります。

ナトリウムは体内の細胞においてエネルギー生産過程を支え、適切な筋肉の収縮とエネルギー供給をサポートします。

スポーツをする際には、発汗によるナトリウムの喪失と水分バランスの乱れに注意が必要です。

水分補給だけでなく、ナトリウムやその他の電解質も補充します。

ナトリウムのTS(ティッシュソルト)

ティッシュソルトはNat-m.(ネイチュミュア/塩化ナトリウム)がオススメです。

体内の水分流通と配分がうまくいっていない、浮腫み、心臓の機能や甲状腺機能の低下など。また精神では絶望などによく合います。

亜鉛(Zinc)

亜鉛は免疫力の向上やタンパク質合成に重要な役割を果たします。

筋肉の修復や成長に欠かせない栄養素です。

赤身の肉、貝類、ナッツ類、豆類などに豊富に含まれます。

以下に、スポーツ時における亜鉛の主な働きを紹介します。

免疫機能の強化

亜鉛は免疫系の正常な機能に欠かせないミネラルです。

スポーツ中は体内のストレスが増え、免疫システムが過剰に活性化することがあります。

亜鉛を摂ることで、免疫機能を強化し、感染症や炎症のリスクを減らします。

筋肉合成と修復

亜鉛はタンパク質合成に必要で、筋肉の成長と修復に必須のミネラルです。

亜鉛はスポーツ時に損傷した筋繊維を修復し、筋肉の回復と成長をうながします。

抗酸化作用

亜鉛には抗酸化作用があり、活性酸素やフリーラジカルから細胞を守ります。

また、スポーツ中に生じた炎症や酸化ストレスを和らげてくれます。

エネルギー代謝

亜鉛はエネルギー代謝にもかかわります。

亜鉛は筋肉のエネルギー代謝を助けます。

亜鉛を摂ることで、スポーツパフォーマンスの向上と疲労回復を期待できます。

亜鉛のTS(ティッシュソルト)

ティッシュソルトはZinc-m.(ジンカムミュア/塩化亜鉛)がオススメです。

神経衰弱、不眠症、記憶力の低下、抑うつ、皮膚の痒み、老化、生理痛など腎経が弱っているときに摂ってみてください。

 

最後に

スポーツでのでのパフォーマンス向上には、ミネラルの摂取が欠かせません。バランスの取れた食事を心掛け、上記のミネラルを意識して摂取することで、持久力、筋力、集中力の向上が期待できます。また、パフォーマンス向上に加え、怪我の予防や早期回復にも効果があります。

TS(テッシュソルト)については、伊藤ホメオパスが書いてくれた記事も参考にしてみてくださいね

バランスが健康の鍵!ティッシュソルトで体内のミネラルを整えよう その1子どもの健やかな成長と子育て中のお母さんを応援するホメオパス、インナーチャイルドセラピストの伊藤真愉美です。 深刻な病気ではなくて...
ABOUT ME
岩崎 健寿
群馬県出身。精神科病院に勤務していたとき、薬物療法主体の治療に疑問をもつ。その折、コンビニで偶然ホメオパシーと出会う。はじめは半信半疑ながらも次第におもしろさに目覚める。家族もふくめて日常のたいていの不調はレメディーで対応している。自身も鬱や腰椎ヘルニアを経験し、都会の住みにくさに辟易しながらもそれらを受け入れ克服。現在はホメオパスとして活動しながら、重度の自閉症および知的障害者のサポートをおこなっている。デスクワークに飽きたら山を歩き、プールで泳ぐ。目下の目標はアイアンマンレースを完走すること。適度に運動してたっぷり水を飲み、しっかり眠ることが健康の秘訣と確信している。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!