千葉、海浜幕張からこんにちは!
子どもたちの健やかな成長と子育て中のお母さんを応援するホメオパス、インナーチャイルドセラピストの伊藤真愉美です。
家族の健康を守るために皆さんはどんなツールをお持ちですか?
ある人にとっては薬、ある人にとっては、漢方、食養生、こんにゃくシップ、サトイモパスタ、テルミー、アロマオイル、お灸、ハーブティ、フラワーエッセンス、そしてホメオパシーのレメディなど。使えるツールは多いほど安心ですね。
マザーチンクチャーとは?
マザーチンクチャーは、薬効のある植物をアルコールにつけて有効成分を抽出したものです。
元の物質が10分の1に薄められた濃さで、現物質が含まれています。
これは、オーガン(臓器)レメディとも呼ばれ、肉体レベルの臓器や組織を活性化し、滋養するためにつかわれます。イギリスのホメオパス、エドワード・バーネット(1840-1901)によって確立しホメオパシーに加えられました。
マザーチンクチャーを使うことで、各臓器が養われ、組織が修復されると、自己治癒力も働きやすくなり、レメディの働きを助けてくれます。
*マザーチンクチャーが臓器を活性化して元気にすることで、解毒が進み、自己治癒力をアップする
*取り方:コップ半分の水に3-7滴入れて、朝昼夜1日3回とる(1日10-20滴)
マザーチンクチャーの強み
マザーチンクチャーの最大の強みは、その自然で穏やかなアプローチにあります。その特徴をあげてみましょう。
自然な治療法:
マザーチンクチャーは、自然界の植物などの自然な成分から作られています。ですから自然界に存在しない科学的合成薬よりも身体に優しいので、赤ちゃんや幼児にも安全に利用でき、家族全員の健康管理に役立ちます。
ストレス軽減:
子育てや家事、仕事などの日常生活ではストレスにさらされます。マザーチンクチャーは、リラックス効果のある植物から作られており、ストレスを軽減するのに役立ちます。
副作用の少なさ:
マザーチンクチャーは一般的に副作用が少ないです。化学的な薬品と比較して、身体に負担をかけることなく治癒を助けます。
予防と治療の両方:
マザーチンクチャーは、病気や症状の改善を助けるだけでなく、予防にも役立ちます。健康な状態を維持するためにも利用されます。
自然療法との組み合わせ:
マザーチンクチャーは、ホメオパシーと組み合わせて使用することで、より効果的なセルフケアが可能です。
まずそろえてほしいお勧めのマザーチンクチャー2種
1)Echi-p.エキネシア(ムラサキバレンギク)
血液を浄化して免疫力アップしてくれる 感染症にかかったらすぐにとる。感染症予防と治癒
敗血症、リンパ節の腫れ、発熱、のどの痛み、溶連菌感染
蛇にかまれたり、虫に刺されたとき、産褥熱
2)Calen.カレンデュラ(トウキンセンカ)
ホメオパシー版抗生物質。傷ついたこころとからだの傷を癒す
強い抗菌作用があり、傷の消毒、修復のNo.1チンクチャ―
火傷、切り傷、刺し傷、手術後、抜歯後、産後、
傷口の化膿、ケロイド、潰瘍、口内炎
*傷ついた心の傷も癒すといわれています。
それでは1年を通して季節ごとに役に立つマザーチンクチャーを見ていきましょう。
1年を季節の変化に合わせて考える中医学については麻生ホメオパスの記事がわかりやすくかかれていますので、参考にしてくださいね。
春:肝臓を元気にして老廃物を解毒を高めるマザーチンクチャー
解毒作用: 体に入ってきた毒や有害な物質を分解し、無害な物質に変える
血液浄化: 血液中の不要な物質や老廃物を取り除き、きれいな血液にして体中に送り出す。
栄養の処理: 体が必要な栄養素を適切に処理し、体にエネルギーを供給します。
肝臓が弱っているサイン:
目の症状:白内障、緑内障、老眼、眼底出血、充血、結膜炎など
筋肉の症状:筋肉痛、こむら返りなど
爪の症状:薄くなったり、割れたり、爪に腺が走る
感情:イライラしたり、怒りっぽくなったり、情緒不安定、決断力がなくなる
特に春は肝臓が乱れやすいのでこんな症状があったら下記マザーチンクチャーでサポートしましょう。
1)Taraxタラクシカム(タンポポ)
血中の毒素を除く。肝臓、胆汁性頭痛や下痢、
油っぽいものの消化がうまくいかない
膵臓、脾臓、イライラして気難しい人
2)Card-mカーディアスマリアナス(オオアザミ)
お酒をよく飲む人のファーストチョイス、
肝臓、胆嚢、脾臓、胆石、胃の障害、うっ血、静脈瘤
3)Chel.チェリドニューム(ヨウシュくクサノオウ)
肝臓、胆のう、胆石、肝炎、消化不良、下痢、
便秘、右肩甲骨内側の痛み、便秘、
梅雨時期:脾臓をサポートするマザーチンクチャー
たくぼえみホメオパスの「梅雨の不調の原因は湿邪だった」をお読みくださいませ。
脾臓が弱っているサイン:
体に湿がたまる症状:体が重い、むくみ、水太り、冷えなど
胃の症状:消化不良、食欲不振、下痢、腹痛など
口の中、唇の症状:口角炎、唇の荒れなど
1)Alf.アルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)
腸の消化吸収力を改善するNo1レメディ。消化不良、栄養吸収不足、
食欲不振、病み上がり、未熟児、虚弱児。低血糖。
2)Zing.ジンジバー(ショウガ)
胃腸の機能を強くしてくれる。
消化不良や下痢、食中毒など。胃酸過多、鼓腸、吐き気。
*ショウガを食事に取り入れるのもよい。
3)Quer.クエカス(ヨーロッパナラ)
脾臓、栄養吸収不良、腸からの出血、(出血しやすい傾向)慢性的な肝臓病
慢性的な貧血と栄養不足からくる倦怠感、慢性疲労、めまい、冷えなど
食物アレルギー、カンジタ
夏:心臓をサポートするマザーチンクチャー
暑い夏は心臓に負担がかかる季節です。
高齢の方の心臓や循環の問題にぜひお使いください。
1)Cact.カクタス(ヨルザキサボテン)
心臓と循環の問題によるむくみや、息切れ
狭心症など胸をわしずかみにされたような収縮性の痛み
激しい動悸や心筋梗塞。夜活動的になる不眠。
2)Crat.クレティーガス(セイヨウサンザシ)
心臓を養う強心剤。心臓のファーストチョイス。高血圧と低血圧。
狭心症。不整脈、高脂血症。心臓の慢性疾患。
秋:肺をサポートするマザーチンクチャー
空気が乾燥する秋の気管支炎や喘息発作時にも有効です。ペットボトルの水に10~20滴入れて振りながらちびちびとりましょう。
1)Lob.ロベリア(ロベリアソウ)
喘息発作と呼吸困難。痰を出すことができない痙攣性の咳。老人性の肺気腫。
胃腸の問題を持つ喘息
2)Rumex ルメックス(ナガバキシギシ)
冷気による喉のむずがゆさから起こる咳、喘息、気管支炎。
腸やのどの粘膜の乾燥と過敏さ、皮膚の痒み、蕁麻疹、消化器
冷えで悪化。香辛料のきいた食物で悪化
冬:腎臓をサポートするマザーチンクチャー
腎臓が弱っているサイン:
髪の症状:脱毛、白髪、くせっ毛
骨の症状:骨粗しょう症、骨折、腰痛、歯が抜ける、虫歯になるなど、
耳の症状:耳鳴り、難聴など
1)Berb バーバリスブルガリス(セイヨウメギ)
腎臓と肝臓の問題、腎疾患、肝障害、腎臓結石、肝機能を高める
頻尿、残尿感、痛みを伴う膀胱炎
ドロドロした血液をきれいにする
2) Solid.ソリディーゴ(セイタカアワダチソウ)
薬害の排泄、腎臓や泌尿器の疾患、腎炎、
前立腺肥大、繰り返しひく風邪、高齢者の喘息
リウマチやステロイドの害、難聴、坐骨神経痛
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1家に1冊おすすめです。
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