思いと、自分とを同一化しやすいわたしたち

自然療法ニュース

わたしは、恐怖を感じている。
でも、わたしは恐怖ではない。
わたしは価値がないと感じている。
でも、「わたし」と「価値がない」というのはまったくの別もの。
わたしたちはよく、わき起こる感情を同一化してしまう傾向にある。
このことは、ぼくがかかわってきた多くの人たちに当てはまるが、ぼくは「自己同一化」は改善可能と考えている。

ジョン・カバットジンは以下のように言っている。

『私たちは、いわゆる「自己同一化」をしがちです。つまり、思いつめていることと自分とを同一化 してしまうのです。いろいろありますよ。「私は失敗者だ、私はだめだ、私は不適格だ、私は無価値だ」。いくらでもあります。ただ価値がないと感じるだけなら、何も問題はありません。それはごく一般的な人間の感情です。でも、それが「わたし」と結びついて固まってしまうと、真実味を増し、ぐっと具体的になります。そうなると問題です。
よく、パニックに襲われ、不安におののいている人に会います。そういう人は、パニックに襲われたとき「私は怖い」と口にしてしまうのです。すると「わたし」が機能し、こころにある恐怖と同一化してしまう。こうなると、恐怖はすっかり現実のものとなり、人を支配しはじめます。しかし、そのとき一歩下がって恐怖を観察すると、それがこころのなかに、思考や感覚のかたちで存在していることに気づきます。一足飛びにそれと同一化してしまわないことです。』

『こころと治癒力 ビル・モイヤーズ』

 

岩崎健寿ホメオパス/Enjoy life ホメオパシーケアルーム

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