「手わるさ」のレメディーと小学校の記憶

ホメオパスの知恵袋

もう30年以上も前の話。
当時小学生だったワタシ。
そのときの担任は、事あるごとに「机の上に手を出しなさい」と言っていた。

真面目で初なワタシはその意味がよく分からず。しかし担任は度々そのセリフを繰り返すため、その視線の先を注意深く観察した。
すると、ある数人の生徒たちの手がモゾモゾと動いている。机の下で何かをいじっていた。

いじられていたのはキャラクターの消しゴムだったり、練り消しだったり、匂いつきのビーズが入った小瓶だったり、鉛筆キャップの先に付いてる小さな人形だったり……。

つまり担任は「手わるさをするな」と言いたかったのだ。
しかし小学校低学年の男女にそれを強いるのは非常に難しく、しかも授業はとてもつまらないときた。
生徒は、関心の無い必要最低限のものしか机の上に出せず、つまらない授業を聞かされ、それでも席に着いていなければならない退屈すぎる苦行のなか、自分を癒やす方法を見つけたに違いない。

彼らはワタシみたいに担任の言うことを素直にきいて、机の上に手を放り出して、ぼーっと空想の世界に耽溺している愚鈍な生徒とは違う。
彼らは明らかに頭の回転がよく、おしゃべりも得意、いつも馬鹿げた仕草をしておっちょこちょいだが、みんなの人気者、というキャラだ。

人生はおもしろい。
まさか30年前にレメディーのキャラクターをクラスメートのなかに観ていたとは思いもよらなかった。「手わるさ」のレメディーというものがある。これは、ホメオパシーの次の研究員の間で話題になったこともあり、ぜひともシェアしておきたい。

「手わるさ」のレメディー
一つはKali-br.(ケーライブロム/臭化カリウム)だ。
Kali-br.は主に精神と神経に作用し、痺れや鈍麻など感覚消失を伴い、性的興味が強く男女ともに色情で性行為は過剰になる。望診で言うところのアゴや口の周りに湿疹が出やすいタイプ。また、先にも挙げたとおり落ち着きがなく、手が常に動き何かをいじっていないと気が済まない傾向をもつ。

もう一つはHyos.(ハイヨサイマス/ヒヨス)だ。
Hyos.もKali-br.同様精神や脳、神経系に親和性があり、痙攣や震え、空を掴むような動きが観られる。また、過敏で興奮しやすく、嫉妬や被害妄想が強固。愚かで滑稽な動きをし、指で遊ぶ。勉強中に髪をいじくる学生やデスクワーク中にヒゲを抜くオジサン。
後者はワタシのことだが、要するに小学生でも中年のオジサンでも退屈なときには自然と手悪さを始める。

良いのか悪いのかは置いといて、ああ私のことだと思った貴方。
レメディーを摂りましょう。
すでにワタシはKali-br.を摂っています。

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