アレルギー

腎臓の弱さとアトピー悪化の季節

ホメオパスヨギーニ 松実里玲です

アトピーの悪化する原因としては様々な要因が考えられます。例えば汗をかくと悪化する人、寒い季節プラス乾燥で悪化するタイプ、又は特定の食べ物を食べると悪化する、などです。

私のアトピーが悪化する季節は冬。寒くなる11月頃から途端に湿疹と痒みが現れて6月頃まで続きます。この長い冬の間(暦の上では6月はすでに夏ですが、梅雨時期などの季節の変わり目には体調不良が続きます)体調良く、何処も痛くも痒くもないということがどれだけ有難いことかを痛感しております。

ロンドンでの生活1年目の冬には不眠症になりました。陽が落ちるのがとても早く、日照りも少ない気候で冬季の鬱だったのだと思います。眠りにつくのが元々得意な方ではなかったのですが、不眠症にかかったのは初めてでした。春が近づくにつれて自然と改善されて行きましたが、当時は非常に辛く、夜が長く感じました。この頃はアトピーは発症しておりませんでしたが、冬に体調が悪くなるのはこの頃からでした。

以前から興味があったメタトロンで調べてもらった時に、腎臓の弱さが案の定、発見されました。同時に腸の炎症もありました。そこで受けたオステオパシーの施術でも、腎臓の弱さを指摘され腎臓ケア&腸活を決行する事に。

腎活

腎臓に良い食べ物といえば小豆、形が腎臓に似ていますね。耳の形にもそっくりです。

腎臓を強くするため行っていること

①ヨガ&ストレッチポール

②官足法の足つぼマット踏み

③ホメオパシーマザーチンクチャー バーバリスブイを摂る。腎臓のレメディーを摂る。

*その他アトピーを治療するために

・油を極力摂らない

・大豆製品を控える

・口腔内の金属を外す

 

*以前から続けている事

○小麦製品の摂取を控える

○農薬、添加物は避ける

○洗剤、シャンプー、石鹸は完全無添加

○洋服、特に肌着は天然素材(化繊は痒いので着られない…)

その他に痒みで眠れない日々が続く時は夜中に起きても寝不足にならないように出来るだけ早めに床に入ること、不眠のレメディー、痒みのレメディーを摂ってから眠る。

思えば夜間の頻尿、腰のだるさがあったのも腎臓の弱さだったのだと思います。腎臓の弱さからの腰痛は腰のくびれのある位置の背面側の痛み、だるさです。

ヨガを行う際に効果があるポーズは脇腹を伸ばすポーズ。腎臓が弱っているかも…という時にこのポーズを行うと気持ち良さ、「効く~」と感じられます。ストレッチポールで圧をかけてあげるのもお勧めです。腎の弱さが目立っている時には余計に腰痛が強く現れます。

官足法という足つぼマット(通称:拷問マット)の存在を知り、初めて乗った時は冷や汗が出る程痛かったのですが、今では刺激が物足りないほどにまでなりました。臓器を鍛える事に成功したのか、以前よりも疲れを感じづらくなっているのには間違いありません。このマットに乗った後、脚のマッサージ、その後にヨガを行うので私の夜のルーティーン。友人からは驚かれますが気持ちがいいので苦ではなく、むしろ1日の中で楽しみな時間であります。健康マニアであります。元々、努力するのが苦手なので好きでやれる事でないと続けられないのです。

東洋医学での腎の役割

さて東洋医学で言われる腎というと生殖機能、冬に悪化する症状、耳に関連する臓器、恐れの感情と繋がります。生命力の源となる臓器なので、耳の立派な人はエネルギーが強いです。

腎臓の働きは身体に取り込まれた不要物のろ過、成長、発育、生殖に関わる。腎の勢いが衰えると肉体も老いるとされる。

チャクラとの関係

腎臓はチャクラで言うと第3チャクラ。精神、感情面では信頼、恐れ、脅迫、自尊の念、自信、個人の尊厳など。場所は胃のあたり、太陽神経叢と呼ばれる部位です。腹部にある臓器などはこの第3 チャクラにあたります。腎臓の他には下腹部、胃、小腸、肝臓、胆嚢、膵臓、副腎、脾臓です。

ルビーのレメディー

腎臓はホメオパシーレメディーはルビーの宝石レメディーが第3チャクラのレメディーです。感情、意志力がテーマの石です。閃きと創造性の育み、抑圧された感情の緊張をほぐす、本来の自分を取り戻す、不安と恐怖の軽減、ウィルス性の感染症の後遺症、慢性疲労によいレメディーです

余談ですが、私の父は非常にエネルギッシュで体力もあり、活力みなぎる人です。そして彼は私が今まで見た中で最も耳の大きな人です。あれほど耳の大きい人には未だかつて会ったことがありません。間違いなく父は腎臓が丈夫なのだと思います。遺伝的に私も腎の強さが欲しかった…最近は努力の甲斐あって腎活の結果が出てきているのでもうひと息かな、と感じてます。

産後の女性にとっても腎臓はケアしておいてよい臓器です。これから授かりたい方にも腎の弱さから不妊に繋がる事もありますのでケアしていきたいですね。

腎臓のレメディー

さてホメオパスとしてはここで腎臓に親和性のあるレメディーを紹介します。

○Kali-c. ケーライカーブ 炭酸カリウム・・・Kali系のレメディーは保守的、几帳面、義務感を持つ方に合うレメディー。精神が感情を支配する。体液の喪失、出産後、目、右側の症状。

Canth. カンサリス スペインバエ・・・火傷のレメディーといえばこれ。膀胱炎にも。泌尿器系の症状、焼けるような、ヒリヒリする症状に。

○Zinc. ジンカム 亜鉛・・・極度の精神疲労、神経と脳、脊椎、腰のくびれの痛み。落ち着き無い脚=貧乏ゆすりは亜鉛不足、Zinc.のレメディーを摂りましょう。

Bell.  ベラドーナ 西洋ハシリドコロ・・・激しい精神症状、右側の症状、散瞳、焼けるような暑い患部、ズキズキする。

○Cann-s. カナビスサティーバ 大麻・・・尿道炎、膀胱炎、泌尿器系の症状に。幼女の帯下、心臓から冷たい水の滴が落ちているかのような、

○Clem. クレマチス ・・・目と尿道の粘膜、精巣、乳房、子宮などの腺、排尿後の滴下、淋病レメディー、発汗で好転、夜と喫煙で悪化。

Hep-s. ヘパソーファ 硫化カルシウム・・・カルシウム=外的影響に対する傷つきやすさ。硫黄=内面の火。火をつけたい欲求。化膿のレメディー、冷たい身体、冷たく乾燥した空気で悪化。

Nux-v. ナックスヴォミカ マチンシ・・・消化器(胃、肝臓、腸)、精神、右側。ワーカホリックタイプ、刺激物(コーヒー、アルコール、タバコ)を切望、しかしそれらで悪化。

あなたの症状が冬に悪化するようであれば腎臓機能がうまく働いているかを疑ってみてもよいでしょう。

日本ホメオパシーセンター高知
ヨガも行ってます✨

ABOUT ME
松実 里玲
北海道出身、高知県在住。ヨガインストラクター、ホメオパシー療法家として活動しています。2010年にホメオパシーを学ぶため渡英。2016年に出産。幼い頃から西洋医学の薬が合わない身体のため、ホメオパシーを知った時にはこれだ!とピンときました。ホメオパシーが日本でより拡がる事を祈ります。

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