こんにちは。
保健師でホメオパスの清瀧です。
ニュースで熱中症の話題が流れる時期となりました。7月、実は1年の間で一番、熱中症発生率が高い時期なのです。それは、梅雨から夏にかけて、まだ人間の体が急な暑さに順応できていないから。どう予防すれば良いのか?そして、もし起こした時はどう対処すればよいのか、ホメオパシーでできる予防法と、症状が発生した時のレメディをご紹介いします。
熱中症はどうして起こる?日射病との違いは?
ホメオパス
はじめてさん、こんにちは。本日は「熱中症」をテーマにその予防と対策についてお伝えしますね。
はじめてさん
はい、毎日暑い日が続いているのでタイムリーな話題ですね。ところで「熱中症」って前は「日射病」って言ってたような気がするのですが呼び方変わりましたか?
ホメオパス
確かにそうですね。日射病とは、熱中症の一種で太陽の光が原因となって起こるものを指します。そして熱中症は気温や湿度の高い環境に身を置くことで体温調節機能がうまく働かず、体温が異常に上昇することで起こる健康障害のことです。太陽の光が届かない室内でも起きる体調不良も含みます。ところで、はじめてさん、一日の中で熱中症を一番起こしやすい時間帯があるってご存じですか?
はじめてさん
さあ~いつでしょう?一番気温が高くなりそうな、お昼の12時位でしょうか。
ホメオパス
惜しい!実は、16時が一番発生が多い時間帯で、13時~17時の間だけで、全体の半分以上の発生率を占めていると言われています。
熱中症にかかりにくい体を作る方法とは?
はじめてさん
そうですか。暑さが続く時間帯を経た後で、体温の調整ができなくなるからですものね。そうそう、この熱中症を効果的に予防するのに何かよい方法はありませんか?
ホメオパス
そうですね。準備して備えておくと効果的な方法が、実はあるんです。「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と言って、急激な気温上昇の変化に適応できるように、自分の体を準備しておくことですね。分かりやすく言うと、暑くなったらすぐに汗がかけるよう、体の中に溜まった熱を逃がしやすく整えるということです。これが熱中症を予防するための方法です。
はじめてさん
へ~そうなんですね。では、実際どんなことをすると、汗をかきやすい体が作れますか?
ホメオパス
一番良いのは、運動して自分で体を動かすことです。ウオーキングでも、筋トレでも、ストレッチでも構いません。汗をかけるくらいの運動を、日常生活の中に組み込んでいただくのがよいですね。
はじめてさん
運動ですか…。ふだん運動する習慣がないので、熱い中急に運動を始める自信がありません。他に何か汗をかくための方法はありますか?
ホメオパス
そうですね。もっと楽に汗をかく方法…「熱めのお風呂につかる」こと!これは、熱めのお湯(41℃)に首まで10分程つかります。これを2週間続けていただくことで汗をかきやすい体を作ることができますよ。
はじめてさん
お風呂は、毎日入るのでできそうです。早速試してみますね。ところで汗をかく以外に、熱中症を予防する方法はありますか?他にあればそれもぜひ知りたいです。
ホメオパス
もちろんです。暑さに負けない体を作るために、①こまめな水分補給をおこなうこと、②ほどよく塩分を補給すること、③質の良い睡眠を確保すること、④適切な栄養を確保すること、⑤ホメオパシーを活用すること。などでしょうか。一般的なことだと思われるかもしれませんが、ここをおさえておくと、熱中症に罹るリスクを大幅に減らせますよ。
暑さに負けない体づくり熱中症予防のポイント
①水分摂取 | 目安:1.2ℓ ポイント:こまめに1日の中でバランスよくとる |
②塩分補給 | 水1ℓあたり1~2g。 ※毎日食事をとっている方の場合は食事で補えるため必要ありません。 |
③質の良い睡眠 | 16時以降のカフェイン摂取量を控える。寝る90分前に入浴する等 |
③適切な栄養 | カリウム:熱中症予防と、熱中症時の回復に。例)野菜、果物等 ビタミンB1:糖質をエネルギーに変える働きがあり、暑さによる疲労感や倦怠感を軽減する 例)豚肉、ナッツ、大豆、ほうれん草など クエン酸:疲労の原因となる乳酸の発生を抑え、疲労回復に効果的 例)梅干し、レモン等 |
④レメディで予防 | Nat-m.12X(ネイチュミア):体液のバランスを整えるために。ペットボトルにネイチュミアのレメディを入れ、それを振りながら1日かけて飲む。 |
はじめてさん
レメディで予防もできるのですね!
ホメオパス
もちろんです。ティッシュソルトというホメオパシー版サプリメントのレメディでネイチュミアという岩塩のレメディを摂ることで、体の中の水分バランスを整えます。とり方は、ペットボトルのお水に1粒溶かしてちびちび1日かけて摂ってくださいね。
はじめてさん
ホメオパシーでの予防法。これは、早速試してみたいです。
ホメオパス
ええ。ぜひお試してください。
熱中症のレメディ4選
はじめてさん
熱中症にはどんなレメディが合いますか?
ホメオパス
そうですね。レメディを選ぶときは、今そこに症状としてでているものに合う症状(①いつ起こったのか?、②どのような感じの症状なのか?、③どんなことで楽になって、どんな時に悪くなるのか?、④その症状一緒に起こる別の症状はあるのか?)で選びましょう。今回は下記のレメディを4つをご紹介しますね。
植物・鉱物のレメディー
ホメオパス
グロノイン以外は36基本キットに入っています。
はじめてさん
もし、熱中症だと感じたら、その症状に合うレメディを選んでとってみますね。
ホメオパス
ええ。まずは予防のレメディ等も活用しながら、日常生活で予防できることを、中心に取り組んでいただき、熱中症に負けない体を作ってこの時期を乗り切ってくださいね。
普段から体を整えて生活することは熱中症対策でも大切です。
こちらの記事もご参考に。
バランスが健康の鍵!ティシュソルトで体内のミネラルを整えよう!(伊藤真愉美)
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「これを読めば誰でも使えるホメオパシー」勝手に略して『これ読めシリーズ』次回は田久保ホメオパスの「Part1 15・生理痛のレメディ―」をお楽しみに。
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