こんにちは。
ホメオパシー療法家の岩崎健寿です。
スポーツにおいて、パフォーマンスを最大限に引き出すためには、
今回は、
また、それぞれのミネラルごとにTS(ティッシュソルト)も紹介します。
TSは、体内ミネラルの過不足をうまく調えてくれますよ。
鉄(Iron)
鉄は酸素を運ぶためのヘモグロビン合成に必要なミネラルです。鉄を摂ることで酸素供給が増え、
鉄が豊富な食材は赤身の肉、魚、豆、ホウレンソウなどです。
鉄はスポーツ中に以下のような重要な役割を果たします。
酸素運搬
鉄はヘモグロビンと呼ばれる赤血球内のタンパク質の一部で、酸素を肺から組織へ運びます。
エネルギー代謝
鉄は体内の酵素反応において電子の輸送にもかかわっています。
免疫機能の維持
鉄の摂取は免疫機能を維持する上でも大切です。
スポーツをすることで身体に負荷がかかり、
スポーツをしていると、鉄が不足し貧血になることがあります。
わたしもその経験があるので紹介します。
【わたしの貧血体験】
その当時、トレイルランニングにハマっていたわたしは、神奈川県の丹沢山塊へ足繁く通っていました。
……というのは妄想で、
しかし、下りになると今度は調子に乗って駆け降りていき、
そんなある日、下山したあと帰りの電車内で貧血を起こしてしまいます。
つり革につかまって立っていると、胃のあたり不快感がどんどん大きくなって、じっとりした冷汗が出てきました。貧血特有の足の浮くようなフワフワ感に襲われ、眼の前が真っ暗になってしまいました。
とても立っていられる状態ではなく、その場にしゃがみ込んでしまいました。
目の前に座っていた紳士は、状況を察してすぐに座席を譲ってくれました。
しかし足繁く山に通い、山を走っている手前、電車のなかでゆったり座るなど言語道断……。
わたしのよくわからない妙なプライドが、席を譲られた恥ずかしさと申し訳なさを助長します。
しかしそんなことを考えている余裕はなく、すぐにでも座らないと上下左右が分からないまま意識を失って倒れてしまいそうです。
ここは素直に甘えさせてもらうことにしました。
座れたおかげで、最寄り駅に到着するころにはだいぶ回復しました。
スポーツをしていると多少無理をすることもあるかと思います。しかし、人に迷惑をかけてはいけません。反省です。
貧血になる原因
貧血には、以下の原因が考えられます。
①鉄不足
激しい運動によって鉄が大量に消費されるため、
鉄は赤血球の酸素運搬に無くてはならないものなので、鉄が不足すると貧血症状が出ます。
②赤血球破壊
激しい運動により、赤血球が壊されることがあります。
③消化器系の影響
激しい運動は、血液を消化器系から筋肉に集中させ、
そのため、
④慢性炎症
激しい運動は体内で慢性的な炎症を引き起こします。
貧血を予防するためには、
鉄のTS(ティッシュソルト)
ティッシュソルトは、Ferr-p.(ファーランフォス/リン化鉄)がオススメです。
肉体を酷使したときの炎症初期や貧血によく合います。目のまわりが黒っぽくくすんでいるときに摂ってみても良いですよ。
カルシウム(Calcium)
カルシウムは骨の形成や筋肉の収縮に重要な役割を果たします。
乳製品、大豆製品、
カルシウムはスポーツ中に以下のような重要な役割を果たします。
骨の健康維持
カルシウムは骨の主要な構成要素で、骨の形成や強化に不可欠です。
筋肉の収縮
カルシウムは筋肉の収縮と緩和をコントロールします。
カルシウムを摂取することで、
神経伝達
カルシウムは神経伝達に必須のミネラルです。
よって、十分なカルシウム摂取はスポーツ中の骨の健康、
カルシウムのTS(ティッシュソルト)
ティッシュソルトはCalc-f.(カルクフロアー/フッ化カルシウム)がオススメです。
組織や血管の弾力性低下、じん帯や筋肉、関節、腱緊張と過伸展による疾患に合います。
マグネシウム(Magnesium)
マグネシウムはエネルギー生成や筋肉の収縮・緩和に関与し、
ナッツ、種子、
マグネシウムはスポーツ中に以下のような重要な役割を果たします。
エネルギー代謝
マグネシウムは体内の酵素反応の触媒として機能し、
特に、糖の代謝やATP(
筋肉の収縮と弛緩
マグネシウムを摂ることで神経伝達を正常に保ち、
酸化ストレスの抑制
スポーツ中は酸化ストレスが増えます。
マグネシウムは抗酸化作用を持ち、
スポーツ中は発汗によって体内からマグネシウムが失われるため、意識してマグネシウムを摂ることで、
マグネシウムのTS(ティッシュソルト)
ティッシュソルトはMag-p.(マグフォス/リン酸マグネシウム)がオススメです。
痛みや生理痛、筋肉の痙攣や引きつり、こむら返りなどに適しています。
ナトリウム(Natrium)
ナトリウムは汗と一緒に失われる電解質の一つです。
ナトリウムはスポーツ中に以下のような重要な役割を果たします。
水分バランスの調節
ナトリウムは体内の水分バランスを調整するためにとても大切なミネラ
ナトリウムを摂ることで体液の適切な濃度を維持し、
神経機能の維持
ナトリウムは神経系の機能を正常に維持するためにも重要です。
エネルギー供給
ナトリウムは筋肉へのエネルギー供給にかかわります。
スポーツをする際には、
水分補給だけでなく、
ナトリウムのTS(ティッシュソルト)
ティッシュソルトはNat-m.(ネイチュミュア/塩化ナトリウム)がオススメです。
体内の水分流通と配分がうまくいっていない、浮腫み、心臓の機能や甲状腺機能の低下など。また精神では絶望などによく合います。
亜鉛(Zinc)
亜鉛は免疫力の向上やタンパク質合成に重要な役割を果たします。
赤身の肉、貝類、
免疫機能の強化
亜鉛は免疫系の正常な機能に欠かせないミネラルです。
筋肉合成と修復
抗酸化作用
亜鉛には抗酸化作用があり、
また、
エネルギー代謝
亜鉛はエネルギー代謝にもかかわります。
亜鉛は筋肉のエネルギー代謝を助けます。
亜鉛を摂ることで、
亜鉛のTS(ティッシュソルト)
ティッシュソルトはZinc-m.(ジンカムミュア/塩化亜鉛)がオススメです。
神経衰弱、不眠症、記憶力の低下、抑うつ、皮膚の痒み、老化、生理痛など腎経が弱っているときに摂ってみてください。
最後に
スポーツでのでのパフォーマンス向上には、
TS(テッシュソルト)については、伊藤ホメオパスが書いてくれた記事も参考にしてみてくださいね