こんにちは。
ホメオパシー療法家の岩崎健寿です。
人間をホリスティックに観る自然療法家は、
それは物質世界に限りません。
ときには非物質的な側面から観ることも大切です。
物質と非物質の両面から観ることで、
今回はシュタイナーの「病気と治療」という本を参考に、
もし人間に眠りが無かったら、
Contents
人間を構成する4つの体
シュタイナーの本には必ず高頻度で出てくる用語があります。
まずはそれらを見ていきましょう。
人間は以下の4つでできています。
①物質体(肉体)
②エーテル体(生命体)
③アストラル体(感受体)
④自我(個我・自己意識)
スピリチュアルに興味がある人は、
では、上から順に見ていきましょう。
物質体(肉体)
物質体は、わたしたちの肉体そのものです。
例えて言うならガンダムのモビルスーツのようなもの。
そこに何かが融合することで、動く・考える・
エーテル体(生命体)
エーテル体は生命体です。
命あるものすべてに備わっています。
植物や動物の生命そのもの。
おもしろいのは折られた枝が再生したり、
ザリガニは脚を切り取られても、
不思議ですよね。
これがエーテル体の力です。
エーテル体は、
膨らんで広がるイメージです。
ところが、もっと大きな動物や人間の場合、そうはいきませんよね。
少々のケガなら回復しますが、
これはアストラル体の力が強いからです。
アストラル体(感受体)
アストラル体は、「感情」・「イメージ」・「思考」
わたしたちの心は、外部の影響を受けて感化されますよね。
快楽や苦痛を感じたり、喜怒哀楽を表したり、良い感じや嫌な感じを受けるのはアストラル体があるか
アストラル体は「凝縮」や「彫塑」
心に刻みつける、刻印するというふうにも言えるでしょう。
考えすぎたり、激しい感情に揺さぶられたりしていると、いつまでも良くなりません。
あなたの周りでは、そんな人はいませんか？
自我(個我・自己意識)
自我は、自分そのもの。
完全オリジナルのオンリーワンです。
「俺か俺以外か」というローランド氏の本は、
シュタイナーは血のことを指して自我というふうにも言います。
人に流れている血は、
このように、
★血は体内に在ってこその血
シュタイナーは、
現代医学で血を調べるときは、採血という手段をとります。
しかし、体外に出てしまった血は、
血は体内に在ってこそ、本来の能力を発揮するのです。
睡眠状態で分離する4つの体
眠りの全容が明らかになるのは、まだしばらく先のようです。
眠りの最大の特徴であり注目すべき点は、「意識が無くなる」
野生動物は周りの危険から身を守るために、
ところが、人間だけが無防備に数時間も眠りつづけます。
人間はどうしてこんなに眠る必要があるのでしょうか。
人間の4つの体を踏まえたうえで、どうして「眠り」
先ほどお話ししたように、人間は4つの体から成っています。
昼間起きているときはそれぞれが融合しています。
ところが、夜になると眠っている間にアストラル体と自我は、
ベッドの上には肉体とエーテル体が抜け殻のように残されま
★創作家は霊的世界と繋がっている
夜間睡眠中、
そう言われてもにわかには信じられず、
ところが、
誰もが作品を知っている著名な漫画家は特にその傾向が強いと言え
手塚治虫、宮崎駿、富野 由悠季、藤子不二雄、原哲夫、鳥山明、荒木飛呂彦、
日本を代表する漫画家やアニメクリエーターは、
眠りは体験を能力にして叡智に昇華する
毎晩眠りの中で霊的世界へと帰ってゆくアストラル体と自我は、
実は、
特にアストラル体は感情・イメージ・思考を担当し、
一人ひとりの体験がアストラル体に刻印され、
現代科学でも、
一人ひとりの能力が集まると「叡智」になります。
眠りは、毎日体験したデータをアップロードしているのです。
眠りは心のエネルギーを補充する
ところで、あなたの一番のストレス解消法は何ですか？
おしゃべり、買物、食べること、運動、カラオケなど、
そのなかでも意外に多い答えが、「寝ること」です。
では、どうして寝るとストレスが解消されるのでしょうか。
そこに眠りの大事な役割があります。
アストラル体と自我は眠りのプロセスにおいて、霊的世界から心のエネルギーを補充してきます。
それは起きている限り消耗します。昼間起きていたら夜には枯渇します。
眠ることで、わたしたちは霊的世界からエネルギーを補充してくるのです。
わたしたちは日々、
特に情報量の多い現代社会は、神経がすり減って消耗が激しいですよね。
感情は乱され、エンドレスに思考はめぐり、
精神に異常をきたす人の多くは、
眠らないと、どんどん消耗するにもかかわらず、エネルギーは補充されません。
★睡眠時間の最低ラインは？
一般に、眠りは人生の3分の1を占めると言われています。
でも、
もっと働けるし、もっと遊べる。
昼夜を問わず24時間365日、眠らずに時間が使えたらもっと有意義な人生になるはず……。
そんなふうに考える人もいるでしょう。
しかし、残念ながらそう都合良くはできていません。
眠らずに生きることは不可能です。
ただ、睡眠時間を短くすることは可能です。
良質で深い睡眠は、最初の3時間ほどでほぼ終わります。
3時間睡眠で有名なナポレオンは最低限度の睡眠時間で短い人生を
どんなに忙しくても一日最低3時間は良質な睡眠を維持すると良い
とはいえ、深い眠りに達するまでに時間を要しますから、
前後に30分ずつくらいはプラスして、短い人でも4時間くらいは確保したいも
眠りは小さな死
「死」と眠りのプロセスは似ています。
アストラル体と自我は必要なプロセスを経て、
眠りと死が異なるところは、
死は肉体とエーテル体の終わりです。
しかしその人生における体験は、次世代以降の人類へ「叡智」
わたしたち人間がこれだけ発展して来れたのは、
もちろん現代に生きるわたしたちの人生も、いつかは子孫へ反映されて活かされます。
そんなふうに考えたとき、何かの役に立ちたいと思うのはわたしだけでしょうか。
One for all, All for one.
(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)
一人ひとりの体験が宇宙の叡智となり、叡智は一人ひとりに還元されるのです。
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