Symph.(シンファイタム/鰭玻璃草)

ホメオパスの知恵袋

このレメディーは骨に対する親和性が高い。骨折やヒビが入った骨に良い。損傷した直後にはAcon.(アコナイト)やArn.(アーニカ)などを摂り、腫れと痛みが引いてズレなども直したあとに使うと良い。

☆Symph.の概要
鰭玻璃草(ヒレハリソウ)はムラサキ科の植物。このムラサキ科は土中から貪るようにシリカを取り込む。花と葉に有する毒はエーテル体優位の植物において、強力なアストラル体をあらわしている。腫れや痛みをともなう炎症や幻肢痛など、活発なエーテル作用のなかで激しいアストラル作用がある場合、それを抑制する。
骨は個我よって、重力に抵抗することで直立できている。結合組織は個我の乗舟であるシリカに富む。そうすることで個性が肉体に浸透することが可能になる。

☆中医学的側面
腎の津液と肝の血液の不足による病理が目立つ。これは長期の過労、過剰な房事、消耗性疾患の長患いなどに起因する。火照り、腰痛、性欲減退、夢精、喉の乾燥、痛みをともなう骨の弱さ、血の気のない顔、ぼやけた視力、眼精疲労、パサつく髪、うつ、けん怠感、もの忘れ、不眠、少な過ぎる経血、無月経、などの症状があらわれる。

☆親和部位
結合組織。軟骨。骨。骨膜。脾臓。神経系。

★基調
悪化→損傷。鈍器。接触。房事過剰。動作。
好転→温暖さ。

♤骨折にはCalc.(カルシウム)系のティッシュソルトなども摂るとより一層効果的。

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