レメディの使い方

これを読めば誰でも使えるホメオパシー Part2 どんな時にどう使う?

 

生活習慣病の改善をサポートする保健師でホメオパスの清瀧聡(きよたきさとり)です。

さて今回も大田原恵たくぼえみ、そして私清瀧聡、を含む3人のホメオパスがつなぐ
「これを読めば誰でも使えるホメオパシー」をお送りします。

私はふだん、ホメオパシーの健康相談とは別に、働いている方を対象に、ホメオパシーを使わない健康相談をしています。その時は日常生活習慣を調整し、いかに健康を回復できるのか?について、クライアントさんと一緒に考えていきますが、

そんな時いつも「ホメオパシー療法を試したら、この方たちの体の不調、不安や心配の半分は解消されるのに…」と思うのです。

でも、いくら役に立つ優れものだからと言って、何も知らずに、誤った使い方をして、効果がないと誤解をされては残念なので、相手の様子を見ながら、さらりと紹介し、興味を持つ方へのご案内にとどめていました。

でも今回Part2では、そんな私が「ホメオパシー療法は、よく知らないけどちょっと試してみたい方」を想定して、まずは、だれでも起こる症状に対して、「効果が実感できる使い方」についてご紹介します。

ホメオパシーはどんな時に使えるの?

 

ホメオパス
ホメオパス
こんにちは。前回、「ホメオパシーとは」について、お話しましたが、今回は、「使い方」についてお話したいと思います。

 

はじめてさん
はじめてさん
はい。楽しみです。ところでホメオパシーを利用する人は、実際どんな時に使っているのでしょうか

 

ホメオパス
ホメオパス
そうですね、一般的な医学知識では解決できない健康上の問題があるとき、例えば、潰瘍性大腸炎や、リウマチなどですかね。また、日常生活上で起こる突発的な症状に対して、例えば、なんとなく風邪っぽい?やばい風邪ひきそう!!って時や、転んでひざを打って、擦り傷やアザができたときなど、自分でレメディーを選んで使うことも可能です。

 

はじめてさん
はじめてさん
風邪ひきそうなときに使えるレメディーって面白い。自分で選べたら便利ですね。私も使ってみたいです。

急性病慢性病  ホメオパシーでは病気をこの2つに分けて考えます。

※セルフケアとしての対応が可能なのは、「急性病」の場合です

急性病: 「日常生活で急に起こった症状からの不調

①急に起こる傾向 ②突発的に起こる症状 ③かぜ・発熱・下痢など ④ケガ ⑤ショック ⑥子どもがかかる感染症(おたふく・水ぼうそう)等

例えば、体が冷えたことが原因で急に調子を崩し風邪を引くパターン。また事故現場に遭遇し、ショックを受け心身にダメージを受けたときなどです。

急性病は、自分でレメディーを選んで対処することが可能です。

慢性病: 「気がついたらずっと患っている病気

①ゆっくりと気がつかないうちに進行する傾向 ②長い間患っている病気 ③アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患 ④自己免疫疾患 ⑤心の病気など

例えば、潰瘍性大腸炎、食物アレルギー、喘息、リウマチなど、一般的には治すことが難しいため、ホメオパシー療法に出会うきっかけにもなる慢性の病気です。

慢性病は、自分でレメディーを選ぶことが難しいため、ホメオパス(ホメオパシー療法の専門家)に相談し対処する必要があります。

お年寄りのギックリ腰が5日で改善したケース

 

はじめてさん
はじめてさん
そうなんですね。ホメオパシーは使ってすぐ効果を感じられるものですか?

 

ホメオパス
ホメオパス
はい。目の前で起こっている症状に対して、同じ症状を持つレメディーを選びます。できる限り早くレメディ―を摂ることができると急性症状の場合は、速やかにその効果を実感できますよ。

 

はじめてさん
はじめてさん
例えば、どんな時にそんな効果を確認できますか?

 

ホメオパス
ホメオパス
そうですねぇ。先日ご相談を受けた「80才男性Yさんのギックリ腰の痛みからの回復」は、それを実感できるケースでしたよ。痛くて身体を動かすのもままならなかった腰痛が、症状に合うレメディーを摂ったところ、5日程で痛みがほぼ改善し、病院に行くこともなく通常の生活に戻ることができたそうです。
はじめてさん
はじめてさん
すごい!そんなこともあるんですね。
ホメオパス
ホメオパス
お年寄りの場合、痛みで寝込む期間が長引くほど、車いすや寝たきりの状況になりかねません。このケースでは、娘さんがホメオパシーユーザーだったので、腰を痛めてから速やかに症状に合うレメディーを摂ることができたため、痛みからの回復も早く、日常の活動を制限する期間が短く済みました。
腰痛に苦しむ農家の男性のイラスト

<ケース>ギックリ腰が改善したケース 80才男性

床に落として物を拾おうとした際、腰をひねりひどい腰痛に襲われ、脂汗が出る位の痛みで身体を動かすこともままならなくなりました。その時、Arn.(アーニカ)30CとMag-p.(マグホス)30Cをとることで、痛みが和らいだそうです。その後朝晩、1粒ずつレメディ―をとり、5日程で、腰痛はほぼ改善したそうです。お年寄りでもギックリ腰がキレイに改善してしまうことがあります。特に、急性病の症状は、このように年齢に関係なく、症状と同種のレメディ―を選んだ場合、速やかに症状を改善に導きます。

Arn.(アーニカ)は急にひねった腰痛など身体のダメージを癒し、Mag-p.(マグホス)は痛み全般を和らげるレメディーです。

ホメオパシー版のお薬(レメディー)は、症状が生じた時、可能な限り早いタイミングで摂ることで、自己治癒力を触発し、症状を速やかに回復へと導きます。

ですから、レメディ―は携帯するか、いつでも手に取れる場所に置きましょう。

ホメオパシー版お薬はどこで買える?

はじめてさん
はじめてさん
私も試してみたくなりました。ところでレメディ―は、どこで買えるのですか?
ホメオパス
ホメオパス
レメディ―を専門に扱うサイトもいくつかありますが、アマゾンや楽天のサイトでも購入することが可能です。

レメディーの摂り方は?留意するポイントは?

はじめてさん
はじめてさん
レメディ―はどのように摂りますか?摂り方を教えてください。
ホメオパス
ホメオパス
レメディ―は、なるべく手で触れないように、レメディーの入れ物のフタなどに1粒とり分けましょう。そこから、手で口の中に入れましょう。口の中に入れて、そのまま溶かしてください。
はじめてさん
はじめてさん
1粒よりも2粒一度に摂ったら効果は上がりますか?
ホメオパス
ホメオパス
レメディーは何粒とるかよりも、回数を分けて1粒ずつ取るほうが効果があります。それは、摂る回数の分だけ自然治癒力のスイッチが入るからなのです。

もし持っている症状に対して、頻繁にレメディ―をとりたいと思う場合は、500㏄のペットボトルの中に、レメディー1粒を入れて溶かし、それを1日かけてちびちび飲んでください。粒で摂っても水に溶かして摂っても効果に変わりはありません。1粒を水に溶かして使う方が経済的です。ただし、衛生面の観点から、このレメディーを溶かした水は、1日で飲み切りましょう。

レメディ―の管理は、以下の点に気をつけましょう。

直射日光にさらさない

高温や低温の場所に保管しない(4~38℃の間に保つ)

電磁場や磁気の発生する機器の近くに置かない(スマホ・PC・テレビ・電子レンジ等)

精油や香料、匂いの強いハーブと一緒に保存しない

 

「お試し」するのによいレメディー2つ

はじめてさん
はじめてさん
普段使う場合、あらかじめ手元にあったらよいお勧めのレメディーはありますか?
ホメオパス
ホメオパス
私のお勧めは、アコナイト(Acon.)とアーニカ(Arn.)のレメディ―です。急性症状に対してならポーテンシーは30Cで。

アコナイト(Acon.)レメディー購入は、ここから

アーニカ(Arn.)レメディー購入は、ここから

はじめてさん
はじめてさん
なぜアコナイトとアーニカが、お勧めですか
ホメオパス
ホメオパス
このレメディーの持っている症状が、私たちが日常生活を送る中で、だれもが起こす急性の不都合な症状と一致しているからです。要は、レメディーを常に携帯していて、その症状が起こったら使ったらよいのです。もし、レメディーを摂った後の変化を実感できて、ホメオパシー面白い!って思ったら、徐々にそのほかのレメディ―も試してみたくなりますよね

< 2つのレメディ―が持つ特徴と症状 >

アコナイト(Acon.):主に精神的なトラウマ化を防ぐ。怖い体験をした後から起こる不調(ショック)に対して強い不安、心配、恐怖とこれによる症状

また、肉体的な症状としては、身体が冷されたことにより「ゾクっ」ときたら摂る。

突然症状が現れに進行する 例:アッ風邪引いたかも等

・炎症の初期段階

・心臓がドキドキ→ ①動悸、頻脈、不整脈、高血圧等 ②恐怖からのショック

・皮膚が乾いて熱い(発熱)

・乾いた咳

・恐怖やショック・不安を感じたあとの不調、乾いた冷たい天候からの不調、隙間風にあたってからの不調、深夜に起こる不調、身体を温めると楽になる

アーニカ(Arn.):肉体的なトラウマ化を防ぐ。事故・ケガのNo1.レメディー。

日常的なケガ全般、打撲、骨折、捻挫、脳震盪、交通事故、手術、出血、切り傷、擦り傷等、身体のショックを癒す

血流改善(うっ血、血流の悪さ、飛行機内でのエコノミー症候群の予防、静脈瘤、肩凝り等)

筋肉痛の予防と改善に(体の使い過ぎによる筋肉痛や腰の痛みと予防)

・触られること、動かされること、身体が揺れることで調子が悪くなる傾向に(車酔いにも)

周囲に協力を求めるのが苦手(「私は大丈夫」と断る傾向)

上記の症状が現れた場合は、それに合うレメディーを1粒とってみましょう。1粒で症状がなくなればそれでOKです。症状は軽減傾向でも、まだ残っている場合は、もう1粒摂り様子を見ましょう。その後は、朝晩に1粒ずつ。または水500mlにレメディーを1粒入れたものを1日かけて飲むなどして、症状の改善を確認しましょう。

はじめてさん
はじめてさん
身体だけでなく、急に起こるショックや、不安などに対しても、癒してくれるのですね。
ホメオパス
ホメオパス
ええ。急性の症状は、すぐにレメディーを摂ることで、その心と身体の傷はその場で癒されます。心も身体も傷がその場で解消されることでトラウマ化を防ぎます。

ここでいう所の、精神的な不安、恐怖、ショックなどは、あくまで突発的に生じたものです。もし普段から常に精神的に不安で、いつも何かに心配や不安で恐怖を抱えている場合は、それは急性病の症状ではなく、既に慢性病へ移行している症状です。そのため急性病対応では限界があります。この慢性病の症状に対して、根本的な対策をとるためには、ホメオパスの健康相談会を活用ください。

 

次回の「これを読めば誰でも使えるホメオパシー」Part3は、バリ在住・自然療法家のたくぼホメオパスから「失敗しない!レメディ―選びのヒント」をご紹介します。

ABOUT ME
清瀧 聡
ドイツ在住時、交通事故後の後遺症をキッカケにホメオパシー療法を知り、自らの後遺症だけでなく、子ども手指の骨折が信じられない速さで回復したことからこの療法に関心を持ちました。保健師として長年、生活習慣病の改善方法についてのコンサルテーションを仕事としており、ホメオパシーを活用することで、未病による不調も併せて、一人でも多くの方が、元気に健康でいられるよう、私のように困った症状が改善されない方、婦人科系の症状に悩んでいらっしゃる方に知っていただきたいと思い活動しています。看護師、保健師、JPHMA認定ホメオパス/インナーチャイルドセラピスト

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