ホメオパシーとヨガで自己治癒力を高めていきましょう。
ホメオパスヨギーニの里玲です。
胃腸炎にホメオパシー
自宅にあるホームキットが助けてくれた
さて今回は先日、突如として訪れた私の急性の症状にズバッと効いたホメオパシーの話をしたいと思います。
ホメオパシーを使うようになってから私は薬を摂らなくなりました。娘のあらゆる症状もホメオパシーで対応してきました。
特に子どもが幼い頃はホメオパシーのレメディーが大活躍でした。お陰で元気に成長してくれています。あらゆる症状に使えるので、何か起きた時に焦る💦という事が本当に減ったと思います。これは本当にありがたいことですし、娘からも感謝されています。
急性症状と慢性症状
大丈夫…ではない
ホメオパシーでは慢性化した症状は専門家であるホメオパスにかかる、急性症状にはホームケアで対応が出来ます。ですからお子様のいるお母さんにはレメディーのホームキットを一家に一台、置くことをお勧めしています。
幼い子どもたちに無闇にお薬を使う事に疑問を持つお母さんたちは多いです。
ちなみに
慢性症状とは・・・症状はあまり酷くないが、治りにくく経過が長引く病気の性質を言います。これに対して
急性症状とは・・・急激に発症し、かつ経過の短い疾患を指します。
さて急性の激しい先日の症状、夕飯を食べた後に急激な腹痛に襲われた私はお手洗いに駆け込みました。最初はお腹を壊したかな?程度に思っていたのですが、どんどん痛みが増していき激痛へと変わっていきました。ボタボタと滴るほどの冷や汗。
おそらく私は1時間半くらい、籠もっていました。真っ直ぐに身体を保っている事も出来ないので壁に頭を付けながら、何とか座れている状態。
やっと症状が少しだけ治まったので、横になりたいという思いで寝室でうなだれて休息。冷え切った身体で唸る私を心配した娘が「大丈夫?」と声をかけてくれました。大丈夫なはずはないのですが、「うん、だいぶ良くなったよ。」と伝える私。ちなみに大丈夫じゃないのに、「大丈夫。」という人はArnica.アーニカ(ウサギギク)の人ですね。余談でした。
20年前と今の違いとは?
急性症状に頼もしい味方
ちょうど20年前にも同じ症状に見舞われたな、と思い出しました。その頃、激務だった仕事を辞めたばかりで、身体が、心が、やっと休まる。という休息モードになった頃でした。
きっと精神がホッとしたのでしょう。そんな時にふと、何かしらの症状は起きやすいと思うのです。
思えば熱を出したりするのも週末だったりします。身体は安心すると、”もういいよ”と症状を出してくるのかしら、と思います。
話を戻して20年前の私はというと、自宅のお手洗いで目が覚めると、額から出血していたのでした。あまりの痛みに気を失っていたのです。
今思えば仕事を辞める前には原因不明の微熱が続いており、体調を崩していた頃でした。免疫力も低下しており身体はギリギリのところで頑張っていたのでしょう。
病院へ行き、受けた診断はウィルス性胃腸炎。胃腸炎には種類があります。
○ウィルス性胃腸炎
○感染性胃腸炎
○細菌性胃腸炎
そして先日の症状も、あの頃と全く一緒だったので胃腸炎で間違いないと思いました。ただし今回は病院を受診していないので、どのタイプの胃腸炎だったのか定かではありません。症状が続くようだったら病名を知る為に医療機関を受診していたと思います。
ホメオパシーでは病名を知る為に病院を受診する事もクライアント様にお伝えしています。その病名によって症状が見えやすくなったり、弱っている臓器を知る手がかりにもなります。
今回の胃腸炎が直ぐに治癒した事は、ホメオパシーのレメディーに助けてもらったから。
まず自分を落ち着かせる為にアコナイト(トリカブト)のレメディーを摂りました。
そしてアーセニカム(ヒ素)のレメディー。アーセニカムは時間をおいて数回摂りました。
翌日も腹痛はあったものの、ほぼ改善。お腹を下す事も嘔吐もありません。やっぱりホメオパシー凄い!と改めて思いました。
20年前には外出先のお手洗いでも激痛が起こり、冷や汗まみれになる、という状態。しかもあの頃はまだ20代、で現在40代。治癒力はあの頃の方が断然高いはず・・・にも関わらず今回の胃腸炎はほぼ1日で改善されたのでした。
思えば若い頃よりも現在の方が健康オタクになっているせいか、ある意味では今の方が丈夫になっているように思います。
ホメオパシーでの治癒は「そういえば症状が無くなっているな。」という事が多いのです。
私は西洋医学の薬が身体に合わず嘔吐してしまったり、体調が悪くなったり、生理の周期が乱れたりするのですが、ホメオパシーのレメディーを摂ってもそのような事は起こりませんので安心して使用出来ます。
日本は薬大国
海外の人からすると、ここが変だよ
先日、イギリス人の知人に偶然会った時の事です。彼女のご主人もイギリス人で、まだ幼い可愛い息子さんを連れていました。
イギリス人のご主人は、子どもを病院へ連れて行くと、なんでもかんでも抗生物質を処方される、と少々怒り気味の呆れ顔。確かに日本は薬をたくさん処方されます。
ドイツでは風邪で病院を受診すると、「ゆっくり休んで下さい。」と医師から伝えられ、「風邪に効く薬はない。」と言われるそう。確かに風邪に薬は効かないと言われていますね。そして薬を処方するのであれば、処方される薬の副反応を医師から患者へ伝えて欲しいものです。
何故、妊婦に薬が処方されないのか、授乳中のお母さんは薬が服用できないのか、どうして子どもには注意が必要な薬があるのか、それは服用する事によって危険性があるからですね。
ドイツの医師のように「風邪の時には休みなさい。」や、イギリス人のパパのように「幼い子どもに抗生物質、本当に必要?」という疑問を持つ事はとても大切な考えです。ヨーロッパではむやみやたらに薬を処方する事は無いのでしょう。普段から薬を常用する習慣も少ない事から、体温の高さも維持出来ているのではないかと思います。
日本人の身体は冷えていますよね。
体温、で思い出しましたがデイサービスで働いていた頃の話、利用者様にマッサージを行う仕事でした。その時に感じた事は、年配の方達の身体の冷え。手足の冷えが特に気になりました。
そして常用している薬の多さ・・・袋にどっさり!そんなに必要?と疑問でした。持病をお持ちの方もいらっしゃるとは思います。それにしても、もの凄い量の薬。この薬が年配の方達の身体を冷やす原因のひとつではないか、と感じました。薬を服用するとなると、どうしても副反応が気になります。「副反応」という名の薬の作用・効能でもあります。
ご自身の服用している薬、今一度「副反応」を調べてみてください。
自分に優しく
本来の自分を生きる
私のヨガの師は「猫背の人は猫背の性格をしている。」と教えてくれました。
これはよく理解出来ますし、確かにそうだと思います。しかし、それならば「美しくしなやかな姿勢の性格をしている。」と言われたいですよね。
余談ですが、デイサービスのマッサージをしていた頃に「肩凝りの性格」もあるな、と思っていました。この人、凝ってそうだな、というのは何となく分かりますよね、普段の性格からでしょうか、振る舞いからでしょうか。
「病気になる」という事は本当の自分とのズレなのではないでしょうか?
言いたい事を言えずにいると声が出なくなる、悲しみに打ちひしがれていると肺を痛める、などと言われます。
「じゃあどうしたいの?」と自分に問いかけてみる。
日本人は特に人目を気にして動けない、という人が多いようです。しかし、死ぬ時に後悔するのは「あの時にこうしておけば良かった、もっと好きな事をしておけば良かった。」と思うことだそうです。
そうならないために、自分をいたわり、大事にするための今を生きましょう。
死ぬ時に「良い人生だったなぁ。」と言えるように。