体の悩み

不登校の原因のひとつであるとされる起立性調節障害の克服の可能性

こんにちは!

家族に優しいホメオパシーを推奨するプロフェッショナルホメオパスの安藤久美子です。

先日、不登校や登校拒否のお子さんがいらっしゃる保護者のみなさんの集まりに参加させていただきました。

就学前のお子さんから高校生まで、ざっくばらんにみんなでいろんな情報共有や、不満や愚痴などおしゃべりし合う会でした。

お子さんたちによく見られる症状や気質、体質などが見えてきましたよ。

そして、よく聞かれるのが起立性調節障害と診断されたということ。

これは不登校や登校拒否の原因としてよく聞かれたり、そんな兆候もないけど診断されたりとかと、なんとなく本当の原因はぼんやりしていたり、複雑に混ざり合っていたりとか、よく分からないけど、この起立性調節障害に入れておきます的な存在なのではないかなぁと考えています。

不定愁訴のひとつですね。

ホメオパシーはそんな症状をカバーするレメディーがたくさんありますので、症状の改善には得意とする分野ですので、ぜひ取り入れていかれるといいと思います。

まだ若い方なら、お薬でどうにかしようとすると、のちのち副作用なども気になる方もたくさんいらっしゃるでしょうから、身体に優しいホメオパシーはもってこいな存在だと思います。

起立性調節障害ってなに?

起立性調節障害とは、思春期前後の小児に多くみられ、起立時にめまい、動悸、失神などが起きる自律神経の機能失調のことです。

循環器系に障害を及ぼす傾向があります。

人の身体というのは、起立すると重力によって血液が下半身に溜まり、静脈を経て心臓へ戻る血液量が減少し血圧が低下します。

これを防ぐために自律神経系の一つである交感神経が興奮して下半身の血管を収縮させ、心臓へ戻る血液量を増やし、血圧を維持します。

しかし、自律神経の機能が低下した結果、このメカニズムが働かず、血圧が低下したままで、脳血流が減少するため多彩な症状が現れるというメカニズムです。

そもそも自律神経ってなんでしょう

自律神経とは人間の生命活動のバランスを整えている神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経があってこの2つの神経がバランスを保ってその活動をコントロールしています。

自律神経は休むことなく、絶えず働いていて、交感神経と副交感神経がシーソーのようにバランスを取りながら良い身体のコンディションを保っています。

バランスの取れた自律神経とは、朝徐々に交感神経が優位になり体を活動させ、夜のリラックスした副交感神経が優位になるようにシフトチェンジしていくようにさせます。

交感神経

簡単に言えば『戦闘モード』の際の心と体の状態です。

交感神経が優位な状況が過度に続くと、アクセル全開ですので、不調に繋がります。慢性的にストレスがかかっている状態です。肩こりや不眠、頭痛、動悸、高血圧などが起こりやすくなります。

副交感神経

簡単に言えば『リラックスモード』の際の心と体の状態です。

副交感神経が優位な状況はリラックスしているので、楽チンな状態というのはあります。しかし、過度に続くと、お休みモードが過ぎるということですので、やはり不調の原因にはなります。

頭痛や、徐脈、だるさ、低血圧など朝起きれない状況が出てきます。

起立性調節障害の症状や診断は?

起立性調節障害でみられる身体症状はどのようなものがあるでしょう。

1.立ちくらみ、あるいはめまいを起こしやすい

2.立っていると気持ちが悪くなる。ひどくなると倒れる

3.入浴時あるいは嫌なことを見聞きすると気持ちが悪くなる

4.少し動くと動悸あるいは息切れがする

5.朝なかなか起きられず午前中調子が悪い

6.顔色が青白い

7.食欲不振

8.臍疝痛(せいさいせんつう)へその周囲の痛みをときどき訴える

9.倦怠あるいは疲れやすい

10.頭痛

11.乗り物に酔いやすい

(日本小児科学会 編:小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン より)

これらの項目のうち3つ以上当てはまる、あるいは2つであっても症状が強いなどの場合、起立性調節障害を疑います。

起立性調節障害の4つのタイプ

ほかの病気ではないことを確認した後、新起立試験(10分間安静の状態で横になった後に起立し、心拍数や血圧の変化を測定)を行ない、以下の4つのどのタイプに当てはまるかを判定するそうです。

1.起立直後性低血圧
起立直後に血圧低下が起こり、回復に時間がかかるタイプ

2.体位性頻脈症候群
起立後の血圧低下はなく、心拍数が異常に増加するタイプ

3.血管迷走神経性失神
起立中に急激な血圧低下が起こり、失神するタイプ

4.遷延性起立性低血圧
起立中に徐々に血圧低下が進み、失神するタイプ

4つのタイプは重症度で分けられているようですね。

身体と心は密接に関連しています。身体だけが病むことはありません。

お子さんの気持ちや心に寄り添い、行動を確認したり、感情に共感してあげられるといい方向に進みやすくなります。

自律神経のバランスがキーポイント

ホメオパシーのレメディーは自律神経にアプローチするものや、マザーチンクチャーが多数存在しています。

また、緊張している心に対してもアプローチするレメディーがたくさんあります。

それらを使って、朝は太陽が出れば起き、活動し、夜になれば眠くなるなど、自然な生活が送れるようになるといいですね!

経験豊かな慈愛に満ちたホメオパスがサポートいたします。

私も自らの経験から、寄り添って全力でサポートさせていただきます。

http://reanleaf.comこちらからどうぞ!

 

ABOUT ME
安藤 久美子
福岡市在住 からだの仕組みに興味を持ち国立大医学部に進学し卒業後、日本臨床細胞学会認定 細胞検査士、国際細胞検査士として約20年勤務してきました。 結婚し、長男の妊娠、出産をきっかけにホメオパシーに出会うことになります。

いわゆる健康オタクだったため、長男妊娠時に助産院にて自然なお産を希望し、その助産院の助産師の先生にホメオパシーを教えてもらいましたが、そのときはスルーしていました。 

出産後、仕事に復帰すると長男の中耳炎が続いて抗生物質漬けになってしまいます。小児科医にももう、内服で使える抗生物質が無いとされ、感染の機会を極力減らすために保育園に通うのを辞めるように言われてしまいました。 介護休暇をとり、仕事を長期休むことになり、前述の助産師の先生の勧めで再びホメオパシーに出会うことになりました。

それからは生活のすべてホメオパシーで対応。
ホメオパシーは自己治癒力のすばらしさを再認識させてくれました。

 第二子である長女は妊娠中はもちろん生まれてからもホメオパシーのホメオパシーベビーです。

 ホメオパシーの恩恵を受け幸せな親子が増える事を願い、
2008年4月にロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー(現CHhom)に入学し、
2012年3月に卒業しました。 JPHMA 日本ホメオパシー医学協会認定ホメオパス

日本ホメオパシー財団認定 インナーチャイルドセラピスト 福岡市を拠点にホメオパシー健康相談、インナーチャイルドセラピー、QX-SCIOセッションを対面、通信にて行なっています。 たくさんの人が毎日が楽しくイキイキ、ワクワクした日々を送れるますように。
自分らしい生活を送れますように。

身も心も魂も健全にを願ってやみません。

 安藤 久美子

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