はじめまして、栃木在住の自然療法家/ホメオパスの なかざわまり です。
自己紹介はこちら💁♀️。
私と自然療法との出会いを書いています。
今回から、ホメネクお悩み相談室ブログチームの一員として、記事を書かせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いします。
本日は、シーズン真っ只中「花粉症対策」についてのお話です。
はじめに
鼻がムズムズ、目が痒い。外に出るとなんだか埃っぽく、窓ガラスには黄色っぽいザラザラしたものが・・・
草木が芽吹き始める暖かな陽気の中、本来なら春の訪れを感じながら日光浴でも楽しみたいところですが、花粉症による不快な症状のためにそれどころではない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、花粉症に悩めるあなたへ、花粉症に負けない体づくりを目指すためのヒントをお届けしたいと思います。
花粉症ってそもそもなぜ起こるの?
花粉症は、アレルギー症状の一種。体内に侵入した花粉を異物と認識し、排除しようとする免疫反応です。つまり、花粉症の症状は、身体を守るための反応なのです。
しかし、同じ環境で過ごしていても、症状の出る人もいれば出ない人もいるのはなぜ?
不思議に思ったことはありませんか。
それは花粉症がアレルギー反応の一種というところに秘密があります。
アレルギーは免疫の過剰反応
さて、免疫って何でしょうか?
簡単に言うと、免疫=「身体を外敵から守ろうとする」反応です。
私たちの体には「免疫」という仕組みが備わっています。病気を引き起こす異物(例えば、ウイルスや細菌など)から体を守る仕組みです。この仕組みが、ある特定の異物(ダニやスギ花粉、食物など)に対して過剰に反応し、症状が引き起こされることを「アレルギー反応」といいます。
アレルギーポータル
そうです、花粉は体に対して害のあるものではありません。
「花粉症予防のためには花粉を避けることが大切」と言われていますが、アレルゲンの花粉よりも、戦う必要のないものに過剰に反応してしまう私たちの体の方に問題があるような気がしてきませんか?
「花粉を避ける」「症状が出たら内服薬、点鼻薬、点眼薬などで対処する」こと以外にも、花粉症対策のために出来ることがあります。必要以上にアレルゲンに対して反応を起こさない身体作り、意識してみてはいかがでしょうか。
政府広報オンライン
健全な免疫を手に入れるには?
今村ホメオパスのこちらの記事をご参照ください。
陰の主役をつかって自分で免疫を強化しよう
自然療法で花粉症ケア:ホメオパシーとはちみつ それぞれの役割と活用法
健全な免疫の力を持つ体づくりのための大前提
アレルギー体質=悪ではないことを知る
アレルギー反応のある人は、「体にとって悪い影響があるかもしれないもの」に対して、敏感に反応する状態を抱えているに過ぎません。アレルギー症状自体が悪いのではなく、過敏な反応を起こすことが問題なのです。
そのために出来ること
体の中で起こっていることを理解し、症状を抑えるのではなく体がやろうとしていることを邪魔しないことが大切です。
辛い季節を乗り越える!ホメオパシーとはちみつで花粉症に負けない体を作ろう
ここでは、おすすめの2つの療法をご紹介します。
副作用でもう悩みたくない!そんなあなたにホメオパシー
よく効くお薬ほど、副作用が強かったりして。私も悩んだ時期があったので その辛さ よく分かりますよ。
抗ヒスタミン薬とは?
アレルギー症状に対して処方される代表的なお薬です。
身体に侵入した花粉をきっかけに、マスト細胞からヒスタミンやロイコトリエンなどの物質が放出され、神経を刺激したり、粘膜が腫れることによって花粉症の症状は起こされます。抗ヒスタミン薬はヒスタミンが受容体に結合する前に、受容体と結合してヒスタミンをブロックすることでヒスタミンの作用を抑えます。
しかし、ヒスタミンは脳内において覚醒、記憶、学習、自発運動などに働きかける役割があるため、ヒスタミンの働きがブロックされると「眠気」や、インペアードパフォーマンスと呼ばれる「判断力が低下」したり「学習能力が低下」するなどの副作用が起こることがあります。
また、便秘、口の渇きなどの副作用も出ることがあります。
ホメオパシーは副作用の心配がない療法です
強い効き目のお薬は、人前で話す必要のある時や映画や舞台を見にいく時など、ここぞ!という時の奥の手に。普段は副作用の心配のないホメオパシーで花粉症ケアがおすすめです。
花粉症に役立つ6つのレメディ
アリウムシーパ All-c.(タマネギ):水っぽい刺激性のある鼻水、刺激性のない涙、朝のくしゃみ。症状は暖かさで悪化、涼しい外気で好転します。
ユーファラジア Euphr.(コゴメグサ):鼻よりも目の症状が酷く、ヒリヒリと(または砂が入ったように)痛み、多量の涙が出る時に(All-c.と対照的)。痰を伴う咳。症状は暖かいところに居る時や日光や風に当たると悪化し、冷えると好転する傾向にあります。
アーセニカム Ars.(ヒ素):焼けるような水っぽい鼻水、絶え間ないくしゃみ、熱い涙で目が焼けるよう、目の周りの腫れ。寒がり。症状は戸外で悪化、暖かい室内で好転します。
サバディラ Sabad.(ユリ科の植物のタネ):鼻のムズムズ感と激しいくしゃみ。多量の涙と鼻水。まぶたが焼けるようで、腫れや熱感もある。鼻や喉が痒い。症状は暖かさで好転します(All-c.と逆)。
アンブロシア Ambro.(ブタクサ):喘息のようなゼーゼーという咳が出る。目と鼻から水様性の分泌。まぶたが痒い。症状は戸外で悪化します。秋のブタクサの花粉症に。
ポースティーラ Puls.(セイヨウオキナグサ):目と鼻の症状はそんなに酷くないが鼻詰まりがあり黄色い鼻汁が出るような時に。
こちらは花粉症に役立つレメディのほんの一部です。
あなたの花粉症にはどのレメディが合いそうですか?
ぜひお試しくださいね。
ホメオパス一覧
合うものが見つからない!という時は、ホメネクの頼れるホメオパス陣にご相談ください。
副作用の心配のないホメオパシー療法については大田原ホメオパスのこちらの記事を参考にされてください。
これを読めば誰でも使えるホメオパシー Part1 ホメオパシーって何?
体にも美味しい!はちみつ療法
イギリスにはこんな古いことわざがあります。
「The history of honey is the history of mankind.(はちみつの歴史は人類の歴史)」
「人々は紀元前6000年頃には、すでにはちみつを採取していた」という記述がスペインの壁画に残されていますし、古代エジプトにおいては紀元前2600年頃にすでに養蜂が行われていたそうですよ。
「医学の父」と言われるヒポクラテスは、様々な治療にはちみつを用いていましたし、紀元前15世紀頃から綴られたと言われるギリシャ神話の中にもはちみつの記述が登場しています。
イスラムのユナニ医学において、はちみつは健康維持のために用いられ、イスラム教の経典コーランの中には「蜂蜜の章」まであるのだそうですよ。
インドのアーユルヴェーダでは現代でも様々な不調の治療にはちみつが使われていますよね。
では、なぜ珍重されてきたのでしょう?
「古代エジプトでは、クレオパトラが肌のお手入れにはちみつを利用していた」という話を聞いたことがある方も多いのでは。
はちみつの効用を語る時、現代においてはマヌカハニーを代表される「抗菌作用」に1番に着目されがちですが、はちみつの本当の凄さは、私たちにとって理想的な糖質補給源、つまりエネルギー補給源であることなのです。
なぜ理想的な補給源だと言えるの?
それについては長くなってしまうので、またの機会に。
はちみつは人類の歴史とともにある万能薬!
食用で利用すればエネルギー源に
傷口に塗れば皮膚の再生を促進
美容のために肌につければ、保湿作用を発揮し細胞を腑活する
はちみつについてもっと知りたい!という方はこちらのサイトがおすすめです。
はちみつ大学
はちみつは世界3大アダルトレーション食品の一つでもあります。
つまり、混ぜ物によって偽装が行われることの多い食品ということです。
健康のために選んだ食品が偽物だった・・・なんてことになったら本末転倒!
はちみつ療法を実践する際は、ぜひ「本物のはちみつ」をお選びくださいね。
こちらではちみつの販売も行っております。
Sweet Remedies
おわりに
いかがでしたか?
花粉症のお悩み解決のための良いヒントは見つかりましたか?
自然療法を実践しているうち、ここ数年は花粉がほとんど気にならなくなっていた私ですが、フルタイム仕事の後こちらの記事の編集作業を毎晩のように夜中までやっていたら、ある日突然滝のような鼻水とくしゃみが止まらない!!
日頃の不摂生と睡眠不足による最悪のコンディション、そして、花粉の飛散のピークとが重なってしまったようでした。
絵に描いたような花粉症の症状を数年ぶりに味わうことになりましたが、出先から戻ってティッシュソルトで対処すると嘘のようにピタッと止まり、改めて自然療法の力を実感する良い機会となりました。
とはいえ、睡眠不足は1番身近な健康への敵かもしれませんね。
反省して、今夜は早く寝ようと思います。
ティッシュソルトって何?という方は伊藤ホメオパスのこちらの記事をどうぞ。
だらだらと続く熱や咳、鼻水にさようなら。ママ必見のテッシュソルトガイド