熱性けいれんに使われる薬・ダイアップ。
これって神経症や心気症、要するにうつ病や不安神経症などの薬と同じ成分です。
知ってました?
私の学生相談のときのクライアント様で、主訴が熱性けいれんの方がいらっしゃいました。
発熱のたびに痙攣が起こるため、ダイアップを使っていたが、ダイアップの副作用や、使い続ける事への不安があり、薬使わないで発熱を乗り越えたいと言うことでした。
レメディーを飲み始めて一週間ほどで発熱し、ベラドーナ30Cをなめさせたら急に熱が上がり、けいれんを起こしたと電話がありました。
(熱性痙攣は急激に熱が上がるときに起きやすいです)
すぐにキュープロム200Cをとっていただいたところ、その後はけいれんは起きませんでした。
夜の発作がこわいということでしたので、予防としてキュープロム200Cをすぐに使えるように寝る前に1粒とっていただき、さらに小さなスプレーボトルに水を入れて、その中にキュープロム200Cを一粒いれたものを、けいれんしそうなときやけいれんが起こった時に吹きかけるようにしてもらいました。
どうしても怖いときは薬を使ってくださいねとお願いしてありましたが、使う必要はなかったそうです。
電話でやり取りしたのはお昼頃から夕方にかけての数回のみ。
他にも違う症状に対していくつか違うレメディーも使用しました。
一晩レメディーで乗り切ったお母さんは晴れ晴れとして嬉しそうでした。
薬の副作用と熱性けいれんの二重の恐怖を、自分の力で克服できるんだと分かったことで克服できたのです。
以下はホメオパシーガイドブック③ キッズトラウマ より抜粋
Cupr (キュープロム/銅)
脊髄、小脳、肺によく作用し、それらの神経が麻痺する傾向に合います。
熱性けいれんの症状に最適なレメディーとして知られています。
高熱から引きつけををおこしたり、器官の麻痺から窒息しそうになる症状に適合します。
Bellよりも熱がはるかに高く、座薬を使わなければならないような子供の高熱に適合します。
また、高熱からてんかんを起こす新生児に適合します。
高熱からのてんかんが起こった際にCuprをとることで、てんかんからの脳障害を起こしにくくなることが広く知られています。
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