いのちの灯火と生殖にかかわる臓器「腎」

自然療法ニュース

毎日寒いですね。
今年は寒さが厳しく感じるのはぼくだけでしょうか。
東洋医学では寒さや冬に関係した臓器があります。
そして、もっとも生殖に関係している臓器です。

「腎」

腎には「命門の火」が宿るとされます。
命門の火とは、まさに「いのちの灯火」です。

肉体労働が過ぎたり、房事(セックス)が多過ぎると、腎気が落ちます。
季節的に秋冬は陰になります。
そのため陰のものを消耗しないように養う時期になります。
陰のものとは、ざっくりいえば体液のことです。汗しかり、精液しかりです。

腎の季節は冬。
冬は寒く冷えやすいです。
体が冷えるとよくないされるのは、腎が落ちるためです。

腎の精とも言われる「先天の精」は親から譲り受け、生殖の基本となるものです。
親からもらい受けた腎の精(先天の精)は、年とともに減っていきます。
年をとると妊娠しにくくなるのは、そのせいです。
老いは自然の摂理なのでこればっかりは仕方ありません。

そこで腎気を補うために鹹味(塩辛い味)が必要になります。
鹹味とは魚の干物、納豆や味噌、醤油などです。
また、肉体労働や房事を減らして陰を養う。
東洋医学でいう養生とは、老いへの抵抗という一面があります。

さて、そんな東洋医学のエッセンスを取りいながら、ホメオパシー的に腎をいたわっていきます。

個々のレメディーは、そのときのクライアントに優勢なエレメントを考慮しながら主症状に合わせて出します。
加えて、一番アプローチの必要な臓器をサポートしていきます。
腎サポートならBerb-v.(バーバリスブルガリス/メギ)が良いかもしれません。
また必要に応じてティッシュソルトも出していきます。
もし、生育歴や生い立ちに問題があれば、チャクラに対応したレメディーを出していきます。

関連記事

この記事へのコメントはありません。