よく使うレメディ一覧

カンサリス(Canth.)

Cantharides
スペインゲンセイ(ジョウカイボン科)

あらゆる部分が過敏。
鼻、口、腸、生殖器、泌尿器からの出血。
痛み:全身どこでも内部も外部も、赤剥けになったよう、ヒリヒリする、焼けるよう/それとともに体が極度に弱る。
何でも嫌悪:飲み物、食べ物、タバコ。
水をわずかに飲んだだけでも膀胱の痛みが増す。
尿意が絶えず切迫するが、一度に排出できるのは数滴で血混じり(突然の尿意で尿道の激しい痒みを伴う Petros.)。
耐え難い尿意切迫、排尿の前にも最中にも後にも/膀胱に激痛。
排尿中、尿道に焼けるような、切られるような痛み/激しいしぶり、有痛性排尿困難。
大便:白または淡色または赤い、粘液の塊、腸から剥がれたもののよう、血のすじが混じっている(Carb-an. Colch.)。
血混じりの夢精(Led. Mer. Petr.)。
性欲:男女ともにで高まる/眠りを妨げるほど/激しい持続性勃起、ひどい痛みを伴う(Pic-ac.)。
気道に粘着性の強い粘液(Bov. Kali-bi.)/膀胱の症状が出たらCanth.と一致するか見てみること。
皮膚:水疱性の丹毒/小水疱が全身にできヒリヒリと痛み化膿する。
日光に当たることから紅斑ができる(日焼け)。
あらゆる炎症性の疾患で、焼けるような痛みと耐え難い尿意切迫はCanth.の目印。
【関係性】類似:Apis. Ars. Equis. Merc.
水疱ができる前とできた時に焼けるような痛み。皮膚が破れていなければCanth.をどのポーテンシーでもよいのでアルコール溶液にして患部に塗布し、コットンで覆う。皮膚が破れていれば冷ました白湯か蒸留水に溶かし、同様に。いずれの場合でもポーテンシー化したものを内服させる。

H.C.アレンのキーノートより

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