体の悩み

姿勢を正すと良いことばかり。子どもも大人も胸を張って、骨盤を立てていきましょう。

ホメオパシーとヨガで自己治癒力を高めましょう、ホメオパス ヨギーニの里玲です。
今回は「姿勢」についてをテーマに書いていこうと思います。

ヨガでは正しい姿勢をとることがとても大切です。その理由はポーズをとった時に正しく身体を使う事により、より効果が上がるからです。
正しいポーズは美しい、とヨガの師は教えてくれました。

ではヨガの効果とは何でしょうか?
たくさんの効果がありますが、今回のテーマのように「姿勢を良くする」も効果の1つです。私がヨガを始めた理由は身体の故障からです。椎間板ヘルニアを患い、靴下を履くこともままならない、しゃがむ事も苦痛で顔が歪むほどの痛みを改善させるためでした。
様々な疾患に対して、その症状に合ったポーズ(ヨガではアサナと呼びます)があります。これがホメオパシーのレメディー選びと似ていて興味深い部分でもあります。そしてヨガもホメオパシーも”自分”の力で改善していく”自己治癒力”を信じる「他力本願」ではないところが魅力であると感じます。
ヨガの話に戻りますが、ヨガを行う事で猫背や疲労回復、臓器の機能を上げること、血圧を正しくする、メンタルヘルスの改善にも役立つのです。

そして、多くの症状に非常に効果的なのは逆立ち。シールシャアサナ(頭立ちのポーズ/ヘッドスタンド)です。私はこのアサナを行えるようになるまで、何度も背中を打ちましたが😅ダンスをやっていた友人はその柔軟性の高さとバランス感覚で、一度でマスターしてしまった、という人もいます。しかし、通常は練習を重ねてから行うポーズです。ヨガで身体を痛めてしまう、ということもあるので必ず指導者の元で行うようお願い致します。

シールシャアサナ。全てのアサナの王と呼ばれる。
このポーズを正しく行い継続していくと、不眠症、記憶力、活力減退に悩む人に効果的である。肺が強化されあらゆる気候に左右されなくなり、いかなる仕事にも耐えうるようになる。風邪、咳、扁桃腺、口臭、動悸などの予防に役立つ。
便秘に際立った効果がある。身体の発達、心が強化され、精神性が広がる。苦楽、損得、栄辱、勝敗などにとらわれなくなり、自立心が生まれる。
ハタヨガの真髄より

赤ん坊が産まれる時、普通はまず頭が先に出て、次に手足が出る。先に出てきた頭蓋骨は、神経系と感覚器官をコントロールする脳を覆うものであり、脳は知性、知識、識別力、知恵及び力の座であり、すなわち魂の座である。
優れた王や君主なしでは国が栄えないように、人間の身体も健全な脳なしでは自分の能力を十分に発揮することは出来ない。
バガヴァッド・ギーターより

このアサナを完全に習得することが出来たなら、解脱出来るでしょう。

 

姿勢とは

①からだの構え
②事に当たる態度
広辞苑ではこのように書かれています。
ここでいう”姿勢”は何か武道に繋がるような気がするのは私だけでしょうか。

 

ちなみに英語で”姿勢”は”Posture”・・・姿勢、体位、構え、身構え、恰好 となります。

ヨガを行うようになってから、私は姿勢に対してかなり関心を持つようになりました。それまでの私は巻き肩の猫背、そんな姿勢の悪さからくる慢性の肩凝り、腰痛持ち。この根深い肩凝りは中学生の頃には既にあったと記憶しています。ヨガを始める前の20代の頃の写真📷を見た時には自分の立ち方のバランスの悪さ、猫背、首が前に出ている事に驚いたこともあります。

街を歩いている時にも人の姿勢を自然とチェックする自分に気が付きます。
私自身がヨガのティーチャートレーニングを受けている時に、毎日のように先生から姿勢を注意され、かなり改善された経験があるからです。その時の先生の言葉に「猫背は猫背の性格をしている。」という興味深い言葉がありました。猫背だからこの性格なのか、この性格が猫背を作っているのか、卵が先か、鶏が先か、論になりますが、という事は姿勢を良くすれば良い精神でいられると言えるでしょう。

皆さんもよくご存知の、「今でしょ!」で有名な林修先生の動画で面白いものを見つけました。
子どもの躾には何が最も大切か、という内容で林先生は”姿勢”が大事と言っています。短い動画ですのでご興味ある方は是非ご覧になって下さい。「子育ての一番の肝!!」というタイトルでお話しされてます。昔は姿勢が悪いとよく注意されていたけれど、現在は誰も注意しないと。
確かにそうかもしれませんね、私も随分と大人になるまで、姿勢を注意された事はありません。30代後半になり初めて、ヨガの先生に注意されることで私の姿勢を正すきっかけになったのです。バリバリに肩が凝っていた猫背な中学生の頃の私が、姿勢を正す大切さを知っていたなら、随分と若い頃から私は肩凝りを解消出来ていたでしょう。

私は小学生の娘の姿勢をよく注意しています。ノートと顔の距離、テレビを観る時の姿勢や角度など。しつこい、またか・・・と思われるくらい言ってるかもしれません😅
けれど、もしあなたのお子さんや職場の部下が、姿勢が悪くて、肩凝り、腰痛持ちの人がいたならば、姿勢を正すように是非お伝え下さい。

「胸を開いて、骨盤を立てる。」ヨガのレッスンで毎回私はこのように指導をしています。美しい姿勢でいる事は気持ちも正してくれます。
パソコンに向かって作業している時、スマホを観ている時、立っている時の重心の置き方など、つい背中が丸くなっていたり、片方の脚に体重を乗せ過ぎていたりするものです。そんな時にちょっと意識をするだけで姿勢は正す事が出来ます。
身体を正しく使えるようになると、肉体的な疲労感も随分と軽減されます。そして疲れた時、肩が凝った時、スマホを見過ぎた後は、ヨガで自己調整して疲労回復するのです。そうする事で眠りの質も高くなり入眠しやすくなります。

自分自身が気持ちが良いと感じられる事はとても大切です。私がヨガを続けられているいちばんの理由が”気持ちが良いから”です。
体調が整うと気分は良いものです。自身が機嫌よく、気持ち良く生きられるよう、姿勢を正して、胸を張ることを意識してみる。お金も掛からず、ちょっとした心がけで変われるならやらない手は無いですね✨

日本ホメオパシーセンター高知

ヨガも行ってます

ABOUT ME
松実 里玲
北海道出身、高知県在住。ヨガインストラクター、ホメオパシー療法家として活動しています。2010年にホメオパシーを学ぶため渡英。2016年に出産。幼い頃から西洋医学の薬が合わない身体のため、ホメオパシーを知った時にはこれだ!とピンときました。ホメオパシーが日本でより拡がる事を祈ります。

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