体の悩み

不登校のサイン,そして親としてできる3つのこと

家族に優しいホメオパシーを推奨するプロフェッショナルホメオパスの安藤久美子です。

不登校の子どもさんを持つ親御さんは、さまざまな悩みや不安をお子さんと共に持ちつつ過ごしていらっしゃることと思います。

今回は、突然または徐々に当事者になった時に、落ち着いて対処できるようにお伝えしたいと思います。

不登校のサインとしての心や身体に出る症状

不登校というのは病気をあらわすことばではありませんが、そのサインとしてさまざまな症状が表れることが多いようです。

お子さんを病院に連れて行っても、結局はどこも悪くない、という診断がついて、『どこも悪くないはずなのにどうして???』と返って悶々とされる親御さんはたくさんいらっしゃいます。

お腹が痛いのに、お腹はどこも異常がない。身体がだるいのに血液検査でも何に感染している訳でもない。

決して仮病というわけではなく、本当にその症状が表れるんです。心と身体は密接に関わり合っているので、当然のことなのですが、親御さんとしては戸惑うこともやはり当然だと思います。

不登校への初期の症状

よく見られる症状としては

・身体の症状

        頭痛、発熱、腹痛、食欲不振、全身倦怠感、めまいなど

・精神的な症状

不眠、イライラ、無気力、抑うつ、集中力低下など

が挙げられます。

このような身体の症状、精神的な症状を経て、無気力な状況に向かっていくというプロセスが多いように思われます。

同時に思春期に突入していることもあり、なかなか扱いにくい時期で、コミュニケーションが取りづらいという時期でもあり、イライラしたり、落ち込んだり、暴力的になったりしますね。まるでジェットコースターのような気持ちの浮き沈みがあるようです。

翻弄されない親としての心得

親御さんは、お子さんの身体的、精神的な症状に翻弄される毎日を送られていることだと思います。

お子さんのジェットコースターのように急上昇、急下降するような気分と同じように親御さんも付き合ってしまっているのではないでしょうか?

私の娘も不登校(気味)でした。娘の様子に合わせて、私自身も期待や落胆を繰り返す日々でしたので、本当にお気持ちは分かります。

しかし、経験を積んで、反省点や良かったところを鑑み、どう対応したら良いか考えてみました。親としての心得です。

その① 干渉し過ぎない

側から見ると何もしていないようですが、当の本人は、いろんなことを考えたり悩んだりしているものです。ひとりで考えをまとめたり、アレコレ想いにふける際に呼ばれたり、アレコレ指図されると、本当に嫌な気持ちにってしまうようです。

返って反抗し、そのあとに無気力になるのを助長しかねません。

その② 何が問題なのか、親が自分自身と向き合う

お子さんに起こっている問題はお子さんの問題として捉えましょう。

お子さんはなぜ学校に行きづらい状況になっているのか。

様子を見ながら、話す機会を持ちましょう。

いじめにあっているようなら、学校の先生やスクールカウンセラーに相談する時間を持ちましょう。

いじめが当てはまらない場合は、問いただすより、話しやすい環境にしてあげれるといいですね。学校での生活の様子を話してくれたら、何らかのヒントがあるかもしれません。

いずれにしても、思い通りになっていない状況に腹を立てたり、問い詰めるようなことになると元も子もありません。

この状況はこの子に対する問題なのです。その状況に右往左往する親は、世間体とか、将来の不安とかを気にしているのではないでしょうか?親自身が自分が持っている価値観を捨てるくらいの勇気はあった方がものごとがうまく進むかもしれません。

学校に行かないなんて、いい学校に進学できないかもしれないし、いい就職ができないかもしれない、など。この価値観を持って接すると、子どもは心を閉ざしてしまいかねません。

そんなこと、百も承知なんです。

親御さんはご自分の不安を解消しようとしてお子さんを変えさせようと思っていませんか?

その③  その②での問題を解決するための方法を調べる

学校に行けていないお子さんがのほほんとしている事はほぼないと言って過言ではないと思います。

学校に行かないといけないと思っているでしょうし、でもどうしても行けないし、ジレンマに陥っていることが多いでしょう。

自分の将来についても悲観的に思ったり、絶望感があるかもしれません。少なくとも不安感は多いにあるでしょう。

親子共に不安があるところに進展はありません。まずは親から不安を取り除きましょう。

親の不安が少しでも解消されれば、お子さんの不安も必ず減ります。

親御さんの不安の元はどういうところにあるでしょう。なんと言っても、学校に行かなくて将来大丈夫なのか、という事がまっさきにあるのではないでしょうか?

親御さんは順調に小学校、中学校、高等学校へ進学し、そのまま上の学校に進学された方がほとんどだと思います。なので、もしかしたらそのほかの道というのが思いつきもしない、という方が多いでしょう。それが不安の一因かもしれません。もし、親御さんが不登校の経験を持ちそれを乗り越えていたなら全く不安などないでしょう。大丈夫!大丈夫!って感じでしょうか。

学校に行かない、というところから調べてみましょう。親御さんが生徒、学生時代の頃からと時代は変わってますよ。

本当にいろんな選択肢があることにびっくりさせられると思います。そして大丈夫なんじゃないかとホッとされることと思いますよ。そのスタンスでお子さんと接せられると、お子さんの不安感も激減します。

不登校のお子さんを支援する団体などから情報を得るなど、親御さんが社会と繋がっていることはとても大切です。

しばらくの間、おやすみすることも許してあげてください。

私のクライアントさんで、外に出られない時期があった方がいらっしゃいますが、ココロとカラダの休息が取れたら、必ず外に出られるようになります、とおっしゃってました。

我が子は「三年寝太郎」かも?

『三年寝太郎』の昔話をご存知ですか?日本の各地に、似たようなお話がたくさんあるようです。どれも仕事をせずにゴロゴロしていた人がその後に大きな仕事をしたり、世の中に役に立つことをする、というお話です。

昔からそんな人がいたんですね。ただ単にゴロゴロしていた訳ではないんです。羽ばたく前に十分にその準備をしているんです。

だから大丈夫!という気持ちになるのが、親子ともども大切だと思います。

中学生の時に不登校を経験した我が娘が言っておりました。『あの頃の私に、不安になる必要は無かったよ、と教えてあげたい』と。

無駄に不安になることは無かったんですね。不安のために身体は緊張するし、眠れないし、総合的に体調が悪くなる。何のいいこともないですね。

気持ちや身体を緩めるホメオパシー

不安や緊張のために固くなった身体を緩めるホメオパシーのレメディーやマザーチンクチャーはたくさんあります。

自然の力でゆったりできるレメディーやマザーチンクチャーを使い、次に羽ばたくための英気を養いましょう。プロのホメオパスがきっと力になりますよ。ぜひご相談くださいね。

ホメオパス安藤久美子のホームページはこちらから

 

ABOUT ME
安藤 久美子
福岡市在住 からだの仕組みに興味を持ち国立大医学部に進学し卒業後、日本臨床細胞学会認定 細胞検査士、国際細胞検査士として約20年勤務してきました。 結婚し、長男の妊娠、出産をきっかけにホメオパシーに出会うことになります。

いわゆる健康オタクだったため、長男妊娠時に助産院にて自然なお産を希望し、その助産院の助産師の先生にホメオパシーを教えてもらいましたが、そのときはスルーしていました。 

出産後、仕事に復帰すると長男の中耳炎が続いて抗生物質漬けになってしまいます。小児科医にももう、内服で使える抗生物質が無いとされ、感染の機会を極力減らすために保育園に通うのを辞めるように言われてしまいました。 介護休暇をとり、仕事を長期休むことになり、前述の助産師の先生の勧めで再びホメオパシーに出会うことになりました。

それからは生活のすべてホメオパシーで対応。
ホメオパシーは自己治癒力のすばらしさを再認識させてくれました。

 第二子である長女は妊娠中はもちろん生まれてからもホメオパシーのホメオパシーベビーです。

 ホメオパシーの恩恵を受け幸せな親子が増える事を願い、
2008年4月にロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー(現CHhom)に入学し、
2012年3月に卒業しました。 JPHMA 日本ホメオパシー医学協会認定ホメオパス

日本ホメオパシー財団認定 インナーチャイルドセラピスト 福岡市を拠点にホメオパシー健康相談、インナーチャイルドセラピー、QX-SCIOセッションを対面、通信にて行なっています。 たくさんの人が毎日が楽しくイキイキ、ワクワクした日々を送れるますように。
自分らしい生活を送れますように。

身も心も魂も健全にを願ってやみません。

 安藤 久美子

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