これまでの人生を振り返ってみて、自分にはどんな傾向があるのかを考えてみたことはあるだろうか?
同じような病気に何度も罹ったり、
例えば、関節が痛みやすい、疣ができやすい、事故に遭いやすい、
わたしの場合、食べ過ぎ、胃のもたれ、不整脈、片頭痛、
そして、濃い味つけや香辛料が好き、負荷の大きい運動が好き、
精神的には、嫉妬心が強く、一見柔らかそうに見えて実は頑固。
表題にあるホメオパシーの奥義とは、マヤズムへのアプローチに他ならない。
今回は、マヤズムについて話そうと思う。
マヤズムとは?
ホメオパシーには、「マヤズム」と呼ばれる重要な概念がある。
これは、湿疹や性病を抑圧するとつくられるとされ、
ホメオパシーの開祖ハーネマンは、
先に上げた、わたしの持っている症状や嗜好も、
マヤズムは、その人に染み込んだ「特定の病気への罹りやすさ」
わたしたちは、一人ひとり、
だから、それと波長の合う病気が引き寄せられる。
それぞれの家系には、罹りやすい病気の傾向がある。
例えば、消化器系が弱い家系。呼吸器系の疾患が多い家系。心臓・
父方と母方で、どちらの影響を強く受けているのかを調べてみると、
ちなみに、わたしは心臓・血管系は母親系統から。痛風・
家系の病気と個人の症状や嗜好を併せて観ていくことで、マヤズムが見えてくる。
特に、生活習慣が大きく変わる出来事や心身にショックを受けたときは、
自己実現を妨げるマヤズム
マズローは、自身の説いた欲求段階説で、
生理的欲求からはじまり、安全欲求、社会的欲求、
マズローの言う自己実現とは、「自分を偽らずに、
最上級の欲求だけに、とても魅力的で理想的な生き方である。
しかし、
できるはずだ。
少なくとも日本においては。
なぜなら日本は、世界一安全で、
戦争や紛争で不安定な地域や、貧困が問題化している国は、
とは言え、日本に住むわたしたちにも、
マヤズムは、そういった問題に深く関わってくるのだ。
マヤズムによって、人生を狂わされてしまう場合もある。
マヤズムは、皮膚病や性病を抑圧することから生起し、
不安、苛つき、怒り、嫉妬、怨恨、殺意、傾倒、錯乱、絶望など、
それゆえ、問題が起こりやすく、
日本では、突出した個よりも、集団適応が好まれる傾向にある。
みんなと同じが心地いいのだ。
だから、出る杭は打たれ、足を引っぱられる。
気質的に従順でおとなしく、
代表的な三大マヤズム
ここで、
疥癬マヤズム、別名Psor.(ソーラ)
これはすべてのマヤズムの元と言われている。
これを一言で表すなら「不足」。
欠乏、不足、機能低下などが主な特徴だ。
『人生を前にしての引きこもり、臆病さ、不安がある。
引用文献:『ホメオパシーの哲学 ジュリアン・カーライオン』以下同様。
ストレスから痒みが悪化するアトピーなどは、
淋病マヤズム、別名Syco.(サイコーシス)
これを一言で表すなら「過剰」。
過剰、充溢、機能亢進などが主な特徴だ。
『サンカランによれば、サイコシス・マヤズムの人は、
恥や抑制、同調圧力の高さが際立つ日本人にとって、
梅毒マヤズム、別名Sphy.(スフィリス)
これを一言で表すなら「破壊」。
逸脱、破壊、変性、 攻撃性などが主な特徴だ。
『心理的には、暴力、発作的激怒、憎悪がある。
癌における肉体の崩壊は、最終的にこのマヤズムが関わっている。
以上のように、わたしたち一人ひとりがこれらのマヤズムに染まっている。
ハーネマンは、真の健康を取り戻すためには、マヤズム治療をしなければならないとしている。
よって、ポテンシャルを最大限に引き出し、
7世代後の子どもたちのために
ところで、マヤズムに染まらず、
そうすれば、辛くて苦しい病気に煩わされることなく、
しかし、逆にこんなふうに考えることもできる。
人生の中で、辛い病気を体験することには、
数年に渡って、世界を恐怖に陥れた新型コロナウイルスは、
ところが、感染しても重篤化せず、比較的軽症で済んだ者もいる。
わたしたちの免疫系は、
「人体」の新陳代謝と「人類」の新陳代謝
免疫系は、人体の中の出来事だ。
だが、
この世はフラクタルでできている。
(※フラクタル理論とは、
人がウィルスや細菌に罹ると、犠牲となる細胞はあるものの、免疫系を通して学習し、それが情報として蓄積される。
だから、次に同じような経験をしても軽症で済む。
このようなサイクルが、人の生死にも当てはまるのではないかと考える。
わたしたちが、一生のうちに経験した情報は、
人類の進化は、そうやって押し進められてきたのではないか?
病気を抑圧した負のエネルギーがマヤズムならば、
その正のエネルギーを受け継いだ子孫のなかに、
人類進化の過程には、
だから、命の危険が迫る救急時をのぞいて、病気は自らの免疫系に自然治癒させたほうが良いのだ。
子々孫々に受け継がれるアメリカ先住民の言葉
以下は、本からの抜粋で、あるガン患者の回想録。
『当時の日記にわたしはこう書いていました。レンチから「
引用文献:『ガンが自然に治る生き方 ケリー・ターナー』
『アメリカ先住民の伝統では、
これはどこかマヤズムの克服を思わせる文章ではないだろうか。
マヤズムを癒やすことで、
また、イロコイ族と言うネイティブアメリカンの言葉に、
“In our every deliberation, we must consider the impact of our decisions on the next seven generations.”
「どんなことでも7世代先(セブンス・ジェネレーション)
7世代先というのは、約500年後の未来を指す。
つまり、わたしたちは500年後の子どもたちのことを思い、
これは本当の意味で、自分の体と魂を大切にすることである。
体内記憶や前世療法のことを書いてくれたホメオパスヨギーニの里玲さんも7世代未来についてお話しています。ぜひ、参考にしてみてください。
https://homoeopathy-next.com/soudan/lifestyle/matsumi20240411/