ライフスタイル

必見!自己実現を可能にして、7世代を癒やすホメオパシーの奥義!

これまでの人生を振り返ってみて、自分にはどんな傾向があるのかを考えてみたことはあるだろうか?

同じような病気に何度も罹ったり、特定の不調が続いたことはないだろうか?

例えば、関節が痛みやすい、疣ができやすい、事故に遭いやすい、骨折しやすい、声が出にくい、風邪を引きやすい、呼吸しづらいなど。

わたしの場合、食べ過ぎ、胃のもたれ、不整脈、片頭痛、膝関節痛、足首のガングリオン、背中の疣、腰痛がある。

そして、濃い味つけや香辛料が好き、負荷の大きい運動が好き、生活に刺激を求めるといった傾向がある。

精神的には、嫉妬心が強く、一見柔らかそうに見えて実は頑固。かなり自分ファーストである。

表題にあるホメオパシーの奥義とは、マヤズムへのアプローチに他ならない。

今回は、マヤズムについて話そうと思う。

マヤズムとは?

ホメオパシーには、「マヤズム」と呼ばれる重要な概念がある。

これは、湿疹や性病を抑圧するとつくられるとされ、同時に先祖から受け継いだ体質や傾向のことを言う。

ホメオパシーの開祖ハーネマンは、症状が改善してもそれが長く続かず、再発する患者が多いことから、マヤズム理論を打ち立てた。

先に上げた、わたしの持っている症状や嗜好も、ある特定のマヤズムを示唆している。

マヤズムは、その人に染み込んだ「特定の病気への罹りやすさ」だ。

わたしたちは、一人ひとり、特定の病気に罹りやすい負のエネルギーで汚染されている。

だから、それと波長の合う病気が引き寄せられる。

それぞれの家系には、罹りやすい病気の傾向がある。

例えば、消化器系が弱い家系。呼吸器系の疾患が多い家系。心臓・血管系に問題がある家系。癌になる人が多い家系。うつや統合失調症など精神疾患を発症しやすい家系などである。

父方と母方で、どちらの影響を強く受けているのかを調べてみると、自分が罹りやすい病気の傾向が分かってくるだろう。

ちなみに、わたしは心臓・血管系は母親系統から。痛風・リウマチ傾向は父親系統から受け継いでいる。

家系の病気と個人の症状や嗜好を併せて観ていくことで、マヤズムが見えてくる。

特に、生活習慣が大きく変わる出来事や心身にショックを受けたときは、マヤズムが覚醒しやすい状況を生む。

自己実現を妨げるマヤズム

マズローは、自身の説いた欲求段階説で、人は最終的に自己実現を求めると説いた。

生理的欲求からはじまり、安全欲求、社会的欲求、承認欲求と順に達成され、それらが全て満たされると、最終的に自己実現を求めていく、と。

マズローの言う自己実現とは、「自分を偽らずに、好きなことをして、社会に貢献すること」だ。

最上級の欲求だけに、とても魅力的で理想的な生き方である。

しかし、そんなふうにして生きていくことが本当にできるのだろうか?

できるはずだ。

少なくとも日本においては。

なぜなら日本は、世界一安全で、誰でも一定の生活水準が保障されている国だから。

戦争や紛争で不安定な地域や、貧困が問題化している国は、自己実現どころか生理的欲求や安全欲求すらも満たされない。

とは言え、日本に住むわたしたちにも、大小様々な問題が起きてくる。

マヤズムは、そういった問題に深く関わってくるのだ。

マヤズムによって、人生を狂わされてしまう場合もある。

マヤズムは、皮膚病や性病を抑圧することから生起し、先祖から受け継がれる汚染エネルギーだった。

不安、苛つき、怒り、嫉妬、怨恨、殺意、傾倒、錯乱、絶望など、あらゆる負の感情がマヤズムによって沸き上がる。

それゆえ、問題が起こりやすく、事故やトラブルに巻き込まれやすくなるのだ。

日本では、突出した個よりも、集団適応が好まれる傾向にある。恥の文化が定着しており、異分子は奇異の目で見られる。

みんなと同じが心地いいのだ。

だから、出る杭は打たれ、足を引っぱられる。

気質的に従順でおとなしく、便利で物質的に満たされた日本のような社会では、それ相応のマヤズムが発達する。

代表的な三大マヤズム

ここで、ハーネマンが提唱する代表的な3つのマヤズムを紹介しよう。

疥癬マヤズム、別名Psor.(ソーラ)

これはすべてのマヤズムの元と言われている。

これを一言で表すなら「不足」

 欠乏、不足、機能低下などが主な特徴だ。

『人生を前にしての引きこもり、臆病さ、不安がある。分離と喪失という原初的感情にもとづく根源的な恐れがある。人生と将来への恐れをともなった欠乏感と喪失感がある。その補償作用として、成功するために奮闘する。身体面での欠乏は、生命力の不足、寒さ、乾燥、器官や組織の機能低下というかたちで現れる。外部には、痒みのある皮膚の発疹として表現される。この外部の痒みは、より根源的な内面の不安感と不穏状態から生じている。』

引用文献:『ホメオパシーの哲学 ジュリアン・カーライオン』以下同様。

ストレスから痒みが悪化するアトピーなどは、治癒が進んだら最終的にこのマヤズムへのアプローチが必要になる

淋病マヤズム、別名Syco.(サイコーシス)

これを一言で表すなら「過剰」

過剰、充溢、機能亢進などが主な特徴だ。

『サンカランによれば、サイコシス・マヤズムの人は、自分でどうすることもできない内面的弱さがあると考えている。できるのは、それを隠すことだけだ。固定的態度や厳格な行動によってそれを隠蔽する。しかし、抑圧された生活は「いまわしい」ものになる。つまり、隠したいような、または恥ずかしいものになる。それが怖くなり、自分の生命力を信頼できなくなる。私たちから放出されるもの、すなわち、性的な要素や自然発生的要素や創造性が、正常なものと思えなくなる。自然発生的要素や生命力の表現を抑制しなければならず、その結果、頑固な性格になり、罪悪感をおぼえやすくなる。 このように、考え方や態度に固定的な傾向があり、同時に恥の感覚が強く、容認できない性質は抑制しつづけようとするのが、サイコシス・マヤズムの人の特徴である。対極的な状態として、抑圧されていた生命力のたががはずれてすっかり抑制をなくし、とめどなく欲望の満足にふけることもある。身体的には、機能亢進が起こり、あらゆる粘膜からのおびただしいカタル性排出物があり、 腫瘍やイボが形成される。』

恥や抑制、同調圧力の高さが際立つ日本人にとって、このマヤズムはかなり親和性が高いといえる。

梅毒マヤズム、別名Sphy.(スフィリス)

これを一言で表すなら「破壊」

逸脱、破壊、変性、 攻撃性などが主な特徴だ。

『心理的には、暴力、発作的激怒、憎悪がある。他人が自分を破滅させようとしていると感じる。 または他人を破滅させたい、それに自分自身さえ破滅させたいという欲求がある。絶望と無力感がある。身体的には、潰瘍と壊死が起こる。』

癌における肉体の崩壊は、最終的にこのマヤズムが関わっている。

以上のように、わたしたち一人ひとりがこれらのマヤズムに染まっている。

ハーネマンは、真の健康を取り戻すためには、マヤズム治療をしなければならないとしている。

よって、ポテンシャルを最大限に引き出し、自己実現を叶えるためには、ホメオパシーによるマヤズムへのアプローチが必要不可欠なのだ。

7世代後の子どもたちのために

ところで、マヤズムに染まらず、全くクリーンな体で生まれて来たなら、どんなに良かっただろうと考えることもある。

そうすれば、辛くて苦しい病気に煩わされることなく、純粋に楽しいことや好きなことを死ぬまで追究できるかもしれない

しかし、逆にこんなふうに考えることもできる。

人生の中で、辛い病気を体験することには、何か意味があるのではないか?と。

数年に渡って、世界を恐怖に陥れた新型コロナウイルスは、多くの死者を出した。

ところが、感染しても重篤化せず、比較的軽症で済んだ者もいる。なかには複数回感染したにも関わらず元気な者もいる。

わたしたちの免疫系は、ウィルスや細菌に感染するたびに学習するのだ。

「人体」の新陳代謝と「人類」の新陳代謝

免疫系は、人体の中の出来事だ。

だが、わたしたち一人ひとりの生死のなかにも同じようなことが起きていると考えられはしないだろうか。

この世はフラクタルでできている。

(※フラクタル理論とは、どの微小部分にも全体と同様の形が現れる自己相似性があり、したがって部分を次々に拡大すれば全体の形が得られるとする理論。 )

人がウィルスや細菌に罹ると、犠牲となる細胞はあるものの、免疫系を通して学習し、それが情報として蓄積される。

だから、次に同じような経験をしても軽症で済む。

このようなサイクルが、人の生死にも当てはまるのではないかと考える。

わたしたちが、一生のうちに経験した情報は、死んだ後もどこかに保存されていて、子孫に受け継がれていく。

人類の進化は、そうやって押し進められてきたのではないか?

病気を抑圧した負のエネルギーがマヤズムならば、病気を自然治癒させた正のエネルギーも表裏一体で存在するはずだ。

その正のエネルギーを受け継いだ子孫のなかに、やがて病気に強い耐性をもった個体が生まれてくる。

人類進化の過程には、病気への耐性が強化されることも包含されているような気がしてならない。

だから、命の危険が迫る救急時をのぞいて、病気は自らの免疫系に自然治癒させたほうが良いのだ。

子々孫々に受け継がれるアメリカ先住民の言葉

以下は、本からの抜粋で、あるガン患者の回想録。

『当時の日記にわたしはこう書いていました。レンチから「あなたはエネルギーが胸から漏れている」と言われた、と。父が肺がんで死んだことをレンチに伝えると、彼は、「もしあなたがこの困難(病)に立ち向かい、解決できたら、七代先までの子孫がみな健康でいられるでしょう」と言いました。アメリカ先住民の伝統では、もし自分が何かの病から回復したら、それは自分の前の七世代と後の七世代の病も治した、と考えるのだそうです。日記にはこう書いていたものの、当時のわたしは、それを真剣に受け取っていませんでした。咳が続いていたとき、そんな記憶はどこかへい っていました。肺転移の診断を受けて、ようやく思い出したのです。』

引用文献:『ガンが自然に治る生き方 ケリー・ターナー』

『アメリカ先住民の伝統では、もし自分が何かの病から回復したら、それは自分の前の七世代と後の七世代の病も治した、と考える』

これはどこかマヤズムの克服を思わせる文章ではないだろうか。

マヤズムを癒やすことで、先々の子孫にまで影響をもたらすことを思うと、今自分がマヤズムと向き合うことの重要性を理解できるだろう。

また、イロコイ族と言うネイティブアメリカンの言葉に、以下のような言葉がある。

“In our every deliberation, we must consider the impact of our decisions on the next seven generations.”

「どんなことでも7世代先(セブンス・ジェネレーション)のことを考えて決めなくてはならない」

7世代先というのは、約500年後の未来を指す。

つまり、わたしたちは500年後の子どもたちのことを思い、今ある病気に向き合い、自らを癒やさなければならないのだ。

これは本当の意味で、自分の体と魂を大切にすることである。

体内記憶や前世療法のことを書いてくれたホメオパスヨギーニの里玲さんも7世代未来についてお話しています。ぜひ、参考にしてみてください。

https://homoeopathy-next.com/soudan/lifestyle/matsumi20240411/

ABOUT ME
岩崎 健寿
群馬県出身。精神科病院に勤務していたとき、薬物療法主体の治療に疑問をもつ。その折、コンビニで偶然ホメオパシーと出会う。はじめは半信半疑ながらも次第におもしろさに目覚める。家族もふくめて日常のたいていの不調はレメディーで対応している。自身も鬱や腰椎ヘルニアを経験し、都会の住みにくさに辟易しながらもそれらを受け入れ克服。現在はホメオパスとして活動しながら、重度の自閉症および知的障害者のサポートをおこなっている。デスクワークに飽きたら山を歩き、プールで泳ぐ。目下の目標はアイアンマンレースを完走すること。適度に運動してたっぷり水を飲み、しっかり眠ることが健康の秘訣と確信している。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!