こんにちは! 自然療法家&ホメオパス&ドッグトレーナーの森山です。
私たち人間の腸内環境を整えたほうが良いと言う事は 最近メジャーな話になってきましたが、 食事に気を使ったり、発酵食品を摂ったりされている方も多いのではないでしょうか?
私は動物だけではなく人の健康相談もしていますし、病院勤めが長かったので現場でのいろんなケースを見てきました。 そんな経験の中で、大切なペットにも同じように考えていただきたいと感じています。
今回私が選んだテーマはペットの腸内環境の整え方です。
ペットが病気がち、下痢や便秘をしやすい。体重がふえない。集中力がなく、覇気がない。などの症状がある方はぜひ読んで参考にしてください。
ペットの腸内環境を整えよう!
まずは、私の犬での経験からお話しさせてもらおうと思います。
我が家にお迎えした犬の中で、消化がうまくできず、便が緩くなる子がいました。子犬でお迎えしてから2日に1回は下痢か軟便です😿
これでは子犬の社会化はおろか、子犬が毎日辛い思いをしながら過ごしてしまいます。 これは何とかせねば!と言うことでこの子の場合は、早速手作りごはんと自然療法開始しました。毎日手作りご飯を作って与え、その子に合ったホメオパシーのレメデイーやマザーチンクチャーを使いました。
そして、何とか半年を過ぎる頃にはそう言ったことは全く無くなりましたが、ほっと一息つくまで半年以上もかかってしまいました。
私は仕事上パピー教室も開催しているため、これまでたくさんの子犬を観察してきましたが、実際には私の様な経験をされている方はたまに見受けられるのです。
こういった子をお迎えした飼い主さんは動物病院に駆け込むのが多いと思われますが、私は自然療法を取り入れることで、元気いっぱい過ごせる様になりました。
腸内環境が崩れると起こりうること
~たかが下痢、されど下痢‼~
子犬の時期の社会化が遅れる。
子犬の時期から病院に行くことで病院嫌いになる可能性がある。
薬を使うことで、腸内細菌のバランスが崩れる。
正常な消化吸収ができないため、成長がうまくいかない。
各種栄養不足から落ち着きのない性格になってしまう。
大人になっても腸が弱いと病気になりやすい。
腸が弱い子はアレルギーになりやすいと言われている。
食べ物の好き嫌いができてしまう。
人への不信感や恐怖心が根付いてしまう。
などです。 どのようなことも原因があって結果が生まれます。
特に子犬の時期は心身を育む時期といえます。できるだけトラブルがない様に過ごさせてあげてください。
では、具体的にどの様なことが原因に考えられるでしょうか?次にまとめてみました。
腸内環境が崩れる原因には?
以下にピックアップしてみましたのでご覧ください。
慣れない環境の変化によるストレス
社会化不足によるストレス
消化の悪い食べ物
栄養不足
生活のリズムの乱れ
興奮を繰り返すことでホルモンバランスが崩れる。
楽しみが少ない
睡眠不足
投薬やサプリメント
この様に口から身体に取り入れるものだけではなく、環境の変化や生活のリズムの乱れでストレスを感じたときに放出されるストレスホルモンが、腸内環境を崩しやすい状態を作り出してしまう事もあるのです。
腸内環境を整えるには?
生活習慣でできること。
答は案外身近なところにあるのです。
子犬なら「寝る子は育つ」これにつきます!
どんなペットであっても幼少期は生活のリズムを作ってあげましょう!
そのうち成犬になるにつれ、それが生活習慣になります。
成長し切った頃には
「よく遊び、よく学び、よく食べ、よく眠る」
と言う習慣になればOKです!
これってどこかで聞いたことありませんか? そう、子育てと同じなのです!
うまくいかない!っていう方は自然療法も検討してみましょう!
自然療法でできること
以下参考にしてください!
手作りご飯を主体とした消化の良い食べ物を与える
発酵食品を与える
良く運動させる
遊びや、趣味を作ってあげる
子犬であればその子に合った社会化の計画を立てる
Tタッチなどのリラクゼーションセッション
ホメオパシーを選択して与える
書いているとどんどん出てきちゃいますね! 次にホメオパシーの紹介を詳しくしてゆきます。
ホメオパシーでできること
ホメオパシーのレメディーのについてご紹介いたします✨✨
おすすめレメディーまとめ
Acon 恐怖
Ars 不安 心配
Arg-n パニック 消化不良
Bell 攻撃 興奮
Lyc 胃の調子が悪い 自信が無い
Ip 下痢 嘔吐
Coff 興奮
Pyrog(お肉によるもの)
以上、キットからの紹介になります。精神的なことには飼い主さんも同時にレメディーを使っていただくこともお勧めします。
ホメオパシーのレメディーだけではなく 下痢をする様な時には MT)Calen 、MT)Hyperなどのマザーチンクチャー与える事もあります。
そして、その子の体質に合わせて各種テイッシュソルトの検討も必要かも知れません。
ご自分での対応が難しいと感じた時は専門家にご相談くださいね。
では、次に、犬以外の生き物の腸内環境について考えてみましょう!
どんな生き物にとっても腸内環境は重要
小鳥のお話
我が家のインコの瑠璃ちゃんのお話です。 毎日発酵食品を与えています。大好物らしく、容器を取り出すだけで大喜びしています。そして、新鮮な野菜とフルーツ。 このように毎日できるだけ消化の良いものを与えています。そして、ストレスを溜めないような生活スタイルも気をつけています。
うさぎのお話
ある日のことです、ウサギさんがダニだらけになったと言うことで来られたクライアントさんがいらっしゃいました。やはり消化の良いものと生のものを与えていただき、その上でレメディーの処方をさせてもらいました。
家庭菜園のお話
家庭菜園や畑、田んぼでも同じことが起きます。 土壌細菌のバランスが崩れると根張りが悪くなり、栄養を吸い上げられないのですね。 健康なお野菜は、根の張りが大きく強く、多少の気象の変化や虫に負けることはありません。
魚のお話
金魚や熱帯魚もそうです。自然界にいれば本来は存在する水中のバイオバランスによって腸内環境が保たれています。急に水を変えたりすれば環境の変化で腸内バランスが崩れてしまい、体調が悪くなることも多いのです。
人のお話
私たち人間も大切です。緊張したら下痢になったり、旅行に行ったら便秘になったり、胸焼けしたりしたことがある方も多いでしょう! もちろん、暴飲暴食、タバコ、悩みなど他にも腸内環境を崩す要因はいっぱいあります。
地球上に生きているものはすべてにおいて腸内環境(植物にとっては土壌環境)が大切というお話でした。
レメディーの種類を知って賢く使う
レメディーは、ペットの身体の大きさや食性に合わせてレメディーの形状を選んでいただくことをおすすめします。
レメディーの種類
①アルコールポーテンシー
アルコールにレメディーを入れたもの。アルコールの濃度が濃いのでペットに与えるときは濃度に注意しましょう。
②コンビネーションチンクチャー
マザーチンクチャーにレメディーがコンビネーションされています。とても便利ですがやはりアルコールの濃度に気を付けて与えましょう。
③てんさい糖の砂糖玉
砂糖玉の大きさも選んでいただけます。ポピーシードはかなり小さいので人が使うにはちょっと小さすぎるように思いますが、小動物に使うにはとても与えやすいです。
④乳糖のティッシュソルト
体の小さい動物に割ったり、粉にしたりすることで与えやすいです。水ポーテンシーを作る際に溶かすのも容易です。
このように、お家にいるペットに合わせて形状を選ぶと与えやすいですね。ぜひご検討ください。
まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか?
いかに腸内環境を整えることが大切なことなのかお伝えできましたでしょうか?
そして、腸内環境=腸内細菌が住みやすい環境であるということは、私たちが自然の恵みをしっかりうけとめて、自然の流れにさかわらず自分らしく生きていけていると言えます。
ペットにも大切、と言うことからお話しさせてもらった話題ではありましたが、私たち人間にも大切な内容でした。
ホメオパシーのキットは本当に素晴らしい! 人間用、犬用、インコ用、、、、とご自宅にあれば、ご家族全員が使えます。
このお話を読んでくださった方全員が健康でありますように! これからも心を込めて発信させてもらいます。
最後まで読み進んでいただきありがとうございました💖
みなさまハッピーライフをお過ごしください🐾