家事瞑想

航の部屋

僕らは常に今考える必要のないことに精神力を奪われています。

皿を洗っている時にどれだけの人が皿を洗う事に意識を向けているでしょうか?

洗濯物を干している時にどれだけシワを伸ばす事、干すことに意識を向けているでしょうか?

掃除機をかけている時にどれだけの人が埃や塵やゴミに意識を向けているでしょうか?

殆どの人が家事をしながら、空想したり、明日の事を心配したり、昨日の事を後悔したりしていると思います。

そう云った空想上の異空間で僕らはエネルギーを漏電しています。

僕らが知らずに何もせず疲れてしまう理由はすべてこのようなモノです。

皿を割らずにきれいにし、洗濯物にシワが無いように干すことに集中し、掃除をチリ一つ残さないように意識を向けて生活してみてください。要は眼に見える空間に居てせっせと家事に集中してください。

想像・妄想を介さず、現実を丁寧に生きてゆく事が心を忙しくしないコツです。

じつは日常の家事は瞑想の入り口なのです。

少なくとも心や頭が疲れている時には是非そういう「家事瞑想」に取り組むべきです。皆さんの旦那さんが仕事で頭がいっぱいな時には何か家事を頼むと良いと思います。禅寺など行かなくても一心不乱に風呂掃除やコンロの掃除等やっていれば心が現実に戻ってきます。

これは簡単にして、実践が難しい「真理」です。

僕は出会った人には必ずこの話をしますが、実践する人は先ず100人に一人です。(笑)

健康な人は、現実にどっしりと意識がくっついているものです。是非、お試しを!

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