からだを変化させる感情

自然療法ニュース

1994年第一冊発行(日本で)というちょっと古い本ですけど、そこにおもしろいことが書いてありました。

「精神状態や態度はからだの器官や組織に物理的な影響を与えることができる」と。

例えば、ブードゥー教などある種の文化においては、人びとに「死のまじないをかけたぞ」と告げれば、かけられた人びとは死んでしまう。

これって今の世の中に似てると思います。
コロナウィルスは感染力が強いし、死者も出ている、だから怖い、みたいな。
この一年を振り返ると、明らかに恐れ、悲しみ、憤り、不安などの感情が増強されたと思います。

ただウィルスは、細胞内に侵入するために、その細胞セレプターを使います。
レセプターの周りに、どれだけの体液があるか、どれだけレセプターと結びつくペプチドが存在するかによって、ウィルスの細胞への侵入がたやすくなったり難しくなったりします。
つまり、同じ量のウィルスが入ってきても、病気になるかどうかは一人ひとりの感情の状態(自分自身のこころのあり方)によって違ってくるのです。

わたしたちの文明より遅れていて、現代医療なんか知らない人たち。
原住民文化の治癒に共通しているものって何だと思いますか?
カタルシス、つまり、「感情を完全に発散すること」だそうです。

多重人格者は、ある人格では猫アレルギー反応が出て、またある人格ではそれが出ない。また別の人格ではインシュリンが出るけど、違う人格ではインシュリンが出ないということもあるそうです。
とても興味深いと思いました。
物質的なからだの状態を左右する精神状態や態度。
人体の不思議ですね。

参考文献
『こころと治癒力 ビル・モイヤーズ』

 

岩崎健寿ホメオパス/Enjoy life ホメオパシーケアルーム

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