脾臓は、思いの臓器です。
長時間座って(久座)考えてばかりいると(思)、脾臓をいためると、中医学では説きます。
逆に、ああでもない、こうでもないと考えてばかりで、仕事が手につかないときは、脾臓がヘルプサインを出しているかもしれません。
シュタイナーは、人間には「規則正しい生活」が必要であるが、仕事やイレギュラーな出来事により、その規則性を日常的に乱 してしまう。
本来、食べ物が入ってくる時間に食べられないなどという事で生体のリズムを乱さない為に脾臓 はそのリズムの調整役であり「一種の制御装置」なのだと言いました。
「この養分摂取の不規則性を正常なリズムに移し替えて、血液が必要な規則的なリズムを維持できるようにす るための器官がなければならないのです。そしてその器官こそが脾臓なのです。」
『オカルト生理学』 ルドルフ・シュ タイナー 筑摩書房。
外界からの食物をとり、養分として体内に取り入れても、さまざまな食物の持っている、固有のリズムに左右されず、人体は外界から独立しています。
人体のリズムは守られるべきなのです。
また、脾臓という臓器が、人間の炎症をコントロールしている可能性が高いとの研究発表が、今年4月になされました。
異物・毒物の分解・解毒をつかさどる臓器、肝臓を、脾臓が、脂質シグナルを介して、調整・指示しているそうです(Spleen-to-Liver Signals Control Systemic Inflammation The Scientist 2021/04/29)
つまり、脾臓に不具合が起きることは、「病原体に応答しない」 (感染症などになりやすい)「病原体に応答しすぎる」 (過剰あるいは異常な免疫反応での疾患)の、両方が考えられるということです。
体には免疫があり、自己と非自己を分けて、身を守っている。心においては、思いでもって、人は、自分と、人の問題を分ける。体の免疫のように、心の持ち方も、大切なものであると思われます。
池間早苗ホメオパス 沖縄宮古島
https://ameblo.jp/miyakohomoeopathy/
「なおる力は、あなたの中に」沖縄県宮古島市在住。センターは開設していませんが、レメディーの知識や選択のアドバイスなど、情報提供を行っています。ホメオパシーで、自己治癒力を高めていきましょう!
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