イヤなものは見たくない、クサイものには蓋をしたい、けど…

自然療法ニュース

人は見たくないものは封印します。
辛い経験は忘れてしまうことが多いです。
ただ、忘れ去ったものからの影響は受けつづけるようです。
それは潜在意識領域からわたしたちの行動や思考に影響します。

その人が問題と認識しているものは、表面的なものにすぎず、本質はより深いところにあります。
それはまるで氷山のように。

見える面(認識できる面)はコロコロ向きを変えて、いろんな問題がふって湧いたかのようにわたしたちを苦しめます。
そのたびにさまざまな感情にほんろうされます。
でも問題の本質は同じです。

本人は気づかず、何年も同じような問題(テーマ)にふり回されている人がいます。
金銭関係、男女関係、親子関係、職場の人間関係など、いつも同じような問題に悩まされています。

思考や感情、言葉にはそれぞれ周波数があります。
それらを毎日繰り返していると強化され、肉体にあらわれます。

少し長いですが『黎明 葦原瑞穂』からの引用です。『想念の身体への影響には、私達の多くが考えていた以上に大きな力があり、物質的なものにのみ執着して霊的な世界には関心を全く払わなかったり、自分さえ良ければというような利己的な考えを持っていたり、また、「こうでなければならない」とか、「こうしてはいけない」というような固定観念によって雁字搦めになっているために、自分の思い通りにならない状況に直面して葛藤していたり、憎しみや恐怖心といった否定的な感情によって心が占められたりしていると、これらの高次媒体に生じて不調和な波動が、よりヴァイブレーションの低い下限媒体(存在物の各波動領域の媒体のうち、一番低い波動領域にあるもの、地上に表現している人間の場合には肉体がこれに相当します)に反映されて、肩凝りから末期癌までのヴァラエティに富んだ症状を現象化することになります。ここで現れてきた症状が何であるかということは、ほとんどどうでもよいことであって、過去生から現在に至るその人の生き方が自然の摂理に反している、別の言い方をすれば、その人が愛の欠如した状態にあることを自覚させるための自然の警告という点では、全く同じ意味を持っています。』

物質的なものへの執着、利己主義、義務的正義感、否定的感情などは肉体症状として顕在化するが、その理由は生き方が自然に反しているから。

バイブレーション、周波数という視点から考えると納得がいきます。

生きていく上で不都合であるかにみえる病気や症状には、かならずその人固有の問題があって、大切なものが隠れています。

辛いものは要らないものとして表面的に消し去るのか、必要な経験と覚悟して真摯に向き合うのか。

どちらでも選択できます。

ホメオパシーをやると一度忘れたはずの記憶が戻ってくることがあります。
辛い記憶と向き合うのはイヤなものです。
でも、自然の摂理はその問題を放ってはおかないのです。

 

岩崎健寿ホメオパス/Enjoy life ホメオパシーケアルーム

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