体の悩み

トラウマと病気の関係とは -Dr. Ryke Geerd Hamer が問い続けた心と身体のつながり

みなさん、こんにちは。
インドネシア・バリ島在住自然療法家ホメオパスのたくぼです。なるべくお薬に頼らず日々健康で楽しく笑って暮らすことを心がけています。

病気とは、身体だけの問題なのでしょうか。それとも、私たちの人生の中で経験した出来事と、どこかでつながっているのでしょうか。

最近、ドイツの医師 Dr. Hamer の病気の捉え方に触れ、自然療法家として考えさせられると同時に、心に残るものがありました。今日は、ドイツの医師Dr. Hamerの病気観を手がかりに、トラウマと病気の関係を自然療法の視点からやさしく読み解きます。

※ 本記事は、病気の治療や診断を目的としたものではなく、一人の医師が病気をどう捉えようとしたかを紹介するものです。

Dr. Ryke Geerd Hamer

彼は、病気を単なる身体の故障としてではなく、人生の中で経験した強い心の衝撃(トラウマ)と深く関係するものとして捉えようとした医師でした。

生涯を通して彼は『病気とは何なのか』を心と身体の両面から考え続けました。

Dr. Hamer とはどんな医師だったのか

Dr. Hamer は、臨床の現場に立つドイツの医師でありながら、病気を単なる「身体の不具合」として扱うことに強い違和感を抱いていました。

彼の関心は、「この症状をどう治すか」ということよりも、なぜこの人に、今この症状が現れているのかという点でした。

同じ病名がついていても、その人がどんな出来事を経験し、どんな状況の中で生きてきたかは人それぞれ異なります。Dr. Hamer は、その人がどんな人生を歩んできたのかを踏まえて、病気を理解しようとしていました。

Dr. Hamer の病気観が生まれた背景

Ryke Geerd Hamer が、心と病気のつながりを探究するようになった背景には、彼自身の人生に起きた大きな出来事がありました。

1978年、彼の息子は銃撃事件に巻き込まれ、長い闘病の末に亡くなります。
この出来事は、父親である彼に計り知れない衝撃と深い悲しみをもたらしました。

その後まもなく、Dr. Hamer 自身に精巣がんが見つかったとされています。

この二つの体験を通して彼は、強烈な心の衝撃と、その後に起きた身体の変化のあいだに、何らかの関係があるのではないかという問いを抱くようになりました。

この個人的な疑問を出発点として、彼は多くの症例を観察しながら、病気を「偶然の不調」ではなく、人生の中で直面した出来事に対して、生き抜くために身体が示した反応として理解しようとする独自の病気観を形づくっていきます。

Germanische Heilkunde とは何か

Dr. Hamer がまとめたこの病気観は、Germanische Heilkunde(ゲルマニッシェ・ハイルクンデ/ゲルマン的治癒学)と呼ばれています。

これは、新しい治療法というよりも、病気をどう理解するかという一つの視点です。

彼の考えでは、病気は「間違って起きたもの」や「身体の失敗」ではありません。

むしろ、どうにもならない状況の中で、その人が生き抜くために、身体が示した反応、として捉えられていました。

トラウマと病気を結びつけて考えるという視点

Germanische Heilkunde では、病気の背景に『強い心の衝撃(トラウマ)』があると考えます。ここで言うトラウマとは、事故や大きな出来事だけを指すものではありません。

  • 予期していなかった出来事
  • 強く心に残った体験
  • 長く続いた精神的な負荷

こうした体験も、その人にとっては大きな衝撃になり得ると考えられていました。

具体例|症状とトラウマのテーマ

Dr. Hamer は、症状の現れる部位ごとに、体験される心の衝撃の質が異なると考えました。いくつかご紹介します。

呼吸器の問題

呼吸器に関わる症状は、突然の強い恐怖や、「命の危険」を感じた体験と結びつけて説明されることがあります。

  • 事故や急病に遭遇した
  • 自分や身近な人の命が危険にさらされた
  • 強いパニックや恐怖を一瞬で感じた

といった出来事です。

このような体験のあとに、呼吸が苦しくなる、息が詰まるような感覚が続くなど、呼吸器に関わる反応が現れるケースがある、という捉え方です。

乳房の問題

乳房に関わる症状については、守る立場にあった存在を、守れなかったと感じた体験と関連づけて考えられています。

  • 子どもや家族が苦しんでいるのに、何もできなかった
  • 自分の判断や行動を後悔する出来事があった
  • 「助けるべきだった」という強い思いが残った

といった体験です。

このような心の衝撃が、世話をする・守るという役割と深く関わる部位に、身体の反応として現れることがある、という考え方です。

消化器の問題

消化器に関わる症状は、どうしても受け入れられなかった出来事や、心の中で処理しきれなかった体験と結びつけて説明されることがあります。

  • 理不尽な出来事に納得できなかった
  • 強い怒りや失望を抱えたままになっている
  • 気持ちの整理がつかず、飲み込めなかった出来事がある

といったケースです。

こうした体験が、「消化する」「受け止める」という働きと関わる消化器に、反応として現れることがある、という見方です。

より詳しい内容や症例については、Dr. Hamer の考え方を紹介しているウェブサイトをご参照ください。

自然療法家としての読み取り

ホメオパスとして読むと、Dr. Hamer の病気の捉え方には、深く共感できる部分が多くあります。
特に、症状だけで人を見ず、その人の人生の流れの中で病気を理解しようとする姿勢には、ホメオパシーと通じるものを強く感じます。

彼の考え方は、病気の答えを与えるものではありません。
むしろ、「病気をどう捉えるか」を考え直すための一つのヒントとして読むことで、新しい視点を与えてくれました。

病気別に示されているトラウマの症例は、どれも非常に興味深く、ホメオパスとして病気をこれまでとは違う角度から見直すきっかけを与えてくれました。

さいごに

病気は、診断名や数値だけでは語りきれない側面を持っています、身体に起きていることを、人生の流れの中で静かに見つめ直すことかもしれません。

この記事が、病気と向き合うときに、少し立ち止まって、自分の体やこれまでの歩みを振り返るきっかけになればと思います。

トラウマによる心身の不調について、ホメオパシーという選択肢に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、お気軽にインスタDMまたは📩メール にてご相談ください。

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ABOUT ME
たくぼ えみ
バリ島在住。ゆるい自然育児が好きな3児の母。自然療法家。 海外の食材で和食作りに燃える飯炊き母さん。 ホメオパシーの初めての出会いはイギリスの大学時代、ルームメイトにもらった一粒。長男の食物アレルギーとアトピー性皮膚炎、小児喘息はホメオパシーで治癒。次男のこだわりの強さもホメオパシーで上手にお付き合い。長女は妊娠中から現在まで生粋のレメディっ子。 ホリスティック医学のひとつであるホメオパシー療法の治療家として活動中。 JPHMA/HMA認定ホメオパス 日本ホメオパシーセンター・インドネシアバリ

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