はじめまして。ホリスティック・カウンセラーの堀越朋子と申します。
「からだ・こころ・たましい」の、トータルな癒しをお手伝いしています。
子供時代
私は、地方で明治時代から続いている商家に生まれました。古い考え方の家でしたので、祖父母も両親も、誰もが後継ぎの男子を望んでいました。そんな中、私は堂々の長女として誕生。
元々は色白でぽっちゃり、おっとりのんびりしたタイプで、ホメオパシーでいえば、Calc.(カルカーブ)体質の子供でした。
さて、一族待望の後継ぎである弟が3歳下に生まれた時から、私の屈折した人生が(笑)始まりました。どうして男の子ばかりチヤホヤされるんだろう?女の子はなんで後継ぎになれないの?幼心にそんな理不尽さを感じたことを憶えています。
そこからの子供時代は、女だってできるんだ!という事を周りにアピールするための日々だったように思います。幼稚園・小学校時代は、勉強も運動も習い事も、何でも完璧にこなすスーパー・ガール。先生や親、世間の大人たちが自分の功績を認めてくれることが、自己評価の基準になっていました。今思えば、カルカーブが全く自分らしく生きていなかったんですね(笑)。
父のこと
そんな中、商売のことで祖父と折り合いが悪かった父は、いつの頃からか、アルコール依存症になっていました。
夕方になると仕事を切り上げて近所のスナックに出かけ、上機嫌で帰宅したかと思うと、それからまた夜中過ぎまで呑み続け、荒れて大声で一晩中不満や怒りをぶちまける、という毎日でした。
そんな生活が祟ったのでしょうか、私が15歳になったある日、父は突然倒れ、そのままあっけなく亡くなりました。
父を含めて、8歳から15歳までの間に大事な身内が5人亡くなり、私はこの世の空虚さというものを感じると同時に、父に対する未解決で複雑な感情をどうしたらよいかわからず、青春時代を過ごしていました。
スーパーガールは影をひそめ、私は自分の内的世界を探求する若者になっていきました。人は死んだらどこへ行くのか?人はなぜ病気になるのか?そんなことを悶々と考え始めた時期でした。
インナーチャイルドと病気
大学進学のため上京し一人暮らしを始めると、都会の中で自分の居場所が見つからず、孤独を感じながら生活していました。
大学では、周りの友達がやたらキラキラとまぶしく見える一方、自分の心は沈んでいました。空虚感と孤独感を引きずったまま、何か心が晴れやかになる方法は無いものかと、精神世界、心理学、自己啓発などの本を読み漁りました。
そうこうするうちに、「インナーチャイルドワーク」という本に出会いました。(インナーチャイルドというコンセプトがやっと日本に紹介され始めた頃の翻訳書で、今は検索しても出て来ないようです。)これを読んで、私の心の苦しさは、インナーチャイルドの訴えなんだと理解し、自分の中のインナーチャイルドを癒すワークを何度もやってみました。
そのおかげで、心に渦巻いていたネガティブな感情を吐き出し、自分の気持ちに折り合いをつけることができました。
大学卒業後は大手企業に勤務したものの、会社のために働く生活に生きる意味を見出せず、数年で退社。その後アメリカ留学をし、その時知り合った夫と27歳で結婚しました。そこでやっと私は自分の居場所ができた、と安心しました。
結婚式が終わって1か月後、なんと私は胃がんに罹りました。まさに青天の霹靂でした。それまで抑圧して来た気持ちが、ホッとして一気にそのような形で現れたのだと思います。
手術で胃の4分の3を摘出しました。幸いがんは転移もなく臓器内にとどまっていたので、手術だけで事無きを得ました。しかし、消化能力が極端に落ちてしまったため、後遺症として過敏性腸症候群に悩まされることになりました。
アメリカでの平和な時代
その後、夫の転勤に伴い1998年から12年間アメリカに在住。このころから人生は次第に安定していきました。
のんびりと2人の娘を育てながら、ママ友たちとの交流、穏やかで楽しい毎日が続きました。挑戦したり、頑張ったりする人生から、他愛もないことを楽しんで幸せを感じる人生へと、徐々にシフトしていきました。
精神世界への興味から、スピリチュアル・ヒーリングとカウンセリングを学びました。自分が本当に求めていたことがよく理解でき、たましいが救われる体験をしました。そして、2005年からスピリチュアル・カウンセラーとしての活動を開始。住んでいた土地の持つ神聖なエネルギーに助けられ、コミュニティのみなさんとスピリチュアルカウンセリングセッション、講座や瞑想会を定期的に行っていました。
こうして、私の人生は波瀾万丈な人生から穏やかな人生へと大きく変化して行きました。そしてアメリカ時代、住んでいた地域の方々と、日々笑い合って心の分かち合いが出来たことで、古い心の傷も自然に癒され、そこからどんどん好転の一途を辿って行ったように思います。
ホメオパシーとの出会い
さて、アメリカで生活していた時、オーガニックスーパーに行くと、必ずホメオパシーのレメディが置いてあるコーナーがありました。数十種類に及ぶ基本的なレメディが、説明書きと一緒にきれいに並べられていました。
ホメオパシーを使い出したのはこの頃でした。胃の手術以来、ちょっと食べたり、体が冷えたり、あるいは車に乗ったりするだけで、すぐにお腹をこわしてしまい、日常生活に支障が出るほどでした。
そこで、オーガニックスーパーで自分でレメディーを選んで買ってきては、症状が出た時に摂っていました。風邪や頭痛などのちょっとした症状にもレメディーを使い始めました。
一人のホメオパシーユーザーだった私が、ホメオパシーって本当にすごい!と思ったきっかけは、日本に帰国後、長女のアトピーと次女の斜視が、あるホメオパスの方の相談会にかかって次々と良くなったことでした。
その後、私自身も過敏性腸症候群のことで片桐先生の相談会を受け、約2年に渡る治療で、25年もの間悩んでいた症状がすっかり良くなったのでした。
こうした経緯から、自分でもレメディーを選べるようになりたいと、本格的に学校に入ってホメオパシーを勉強して、とうとうホメオパスになりました。
これからのこと
こうして見てくると、自分の人生、特に前半はだいぶ濃ゆ〜い人生でした(笑)。
しかし、人間の生死に深く関わる経験、そして数々の波瀾万丈な体験があったからこそ、そこから得た貴重なメッセージを通し、今、周りの方々のお悩みに一つ一つ向き合うことができているのだと思います。
悩みというのは、身体のことだと思っていも、実は心の問題だったり、もっと深いところで生き方を変えたいという魂の叫びだったり、それは人によって千差万別です。
あなたのお悩みは今、からだ・こころ・たましいのどこにあるのでしょう?
私のセッションでは、からだのお悩みはホメオパシーで、こころのお悩みはインナーチャイルド・ワークやフラワーエッセンスで、たましいのお悩みはスピリチュアル・カウンセリングで、それぞれ対応します。
どんなお悩みであっても、必ず解決の糸口は見つかります。
それをクライアントさんと同じ目線で一緒に見つけて、紐解いて行くことが私の役目です。クライアントさんに寄り添えるカウンセラーでありたいと、いつも思っています。
どうぞ1人で悩まないで、まずはお話を聞かせてくださいね。光は必ず見えてきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたに寄り添うホリスティック・カウンセラー
ホメオパシーネクスト杉並east
Wings of Light
堀越 朋子
lemurianrose@gmail.com
ホメオパシーネクスト協会認定ホメオパス
ホメオパシーネクストスクール1期生
ホメオパシーネクストスクール(HNS)チュータ―