ペットのこと

犬の恐がりで困っている方に朗報!自然療法でのりこえる「犬の怖がり克服術」

こんにちは! 自然療法家&ホメオパス&ドッグトレーナーの森山です。

今回、私が選んだテーマは、ずばり「犬の怖がりについて」です。
飼い主さんからよく質問される内容にスポットを当てて、似たような事でお困りの方にお役に立てればと思い記事を書いていきます。

wanちゃんのこわがりを克服してHappylifeを!

ドッグトレーナー歴25年の中で、いろんな悩みを飼い主さんから伺ってきました。

「うちの犬は怖がりで、○○ができない」
「大きな音に反応して吠える」
「お手入れが苦手」「男性が苦手、子供が苦手」
などなど~~

このように、怖がりといっても本当に様々な症状が見られるんですね。
原因は一つのこともあるし、いくつもの原因が複雑に絡み合って現れていることもあります。

それから、飼い主さんから見ると一見怖がっているようには見えない行動でも、
「興奮して吠える」「うれしがっていておしっこを漏らす」「多動な行動」「興奮しやすい」などの行動の中でも、深く掘り下げていくと何かに対しての恐怖心が根強くトラウマになっている場合もあるのです。

私は行動修正のプランニングをさせていただくなかで、15年ほど前から自然療法(ホメオパシーやフラワーエッセンスなど)を取り入れるようになりました。

今回は、実際にどのように犬の怖がりについて自然療法を取り入れているかについて、簡単にご紹介したいと思います。

怖がりのタイプを知ろう!

~わんちゃんの怖がりとは? どんな原因があるか探ってみる‼~

① もともと生まれながらに持っている気質
② 後天的な学習によるもの
③ 外部から身体に侵入してきた不自然なもの(添加物や体に害のあると思われる物質など)
④ 環境からの影響
⑤ 食事の影響
⑥ 社会性をつける時の間違った経験
⑦ 病気
⑧ 運動量と質・お散歩の量と質
⑨ お手入れの方法
⑩ 生まれながらにしての音響シャイ

以上、おおまかに挙げてみましたが、本当にたくさんの原因が考えられるのです。

読んでくださった方はどんなご感想を持っていただきましたでしょうか?
こんなに沢山あるの?と思ってた方も多いのではないかと思うのです。
もしも皆さんのわんちゃんに一つでも該当する項目があったり、自然療法や犬のしつけにご興味のある方は後半部分も是非読んでみてください✨

飼い主様からいただくご相談には?

よくあるご相談内容を5つピックアップしてみましたのでご覧ください。

① 社会化の時期が終わった頃(生後7ヶ月~)から吠える
② お散歩で犬を見ると吠える。
③ 急に来客に吠えるようになった。
④ お手入れが嫌い。
⑤ 環境が変わると動けなかったりパフォーマンスが下がる。

日々このような飼い主さんのお悩みのお手伝いをしたいと考えている私です。今回の記事では、この中でも小型犬に代表的な「お手入れが怖い(苦手)」という問題について取り上げ、行動修正プランについてご紹介しようと思います。

「お手入れぐらい、トリマーさんにお願いするからいいや~」という飼い主さんも多くいらっしゃるんですが、私は怖がる原因が「人の手」ということが気になるんですね💦
人の手✋=可愛がってくれるもの💖
と関連して学習してもらいたい‼

それに怖がりで心臓がいつもドキドキしているような子は、実はいつもアドレナリンが出て副腎が疲れてきてしまうし、血圧が上がった状態が続くので腎臓や心臓に良い影響はありません。おまけに腸内細菌のバランスが崩れ消化がうまくいかないことも珍しくはありません。
自然療法的に考えても心身ともに健康であってほしいと願っています。

わんちゃんの怖がり克服プラン

プラン① メインテニングコーズについて

~ハンドリングの変更~メインテニングコーズを取り除く

ハンドリングを適切にするだけで、早い子は5分もすれば改善の兆しを見ることができます。犬のボデイーランゲージやストレスサインに配慮したハンドリングを行えば、犬に恐怖心を持たせることは限りなく少なくなるのです。
*ハンドリング=このお手入れの問題の中では特に犬の扱い方・主に犬を触るときの人の手の動きや姿勢のことです。)

1point Lesson~メインテニングコーズとは?
もうすでに、ご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、ホメオパシーを勉強していくと「メインテニングコーズ」という言葉を耳にします。
この言葉の意味は、「その症状を持続させている原因」です。
もしハンドリングが恐怖の原因であるとしたら、その部分の改善をすれば「メインテニングコーズを取り除いてあげた。」という状態になり、怖がりの症状も無くなっていくことになります。

★ハンドリングが上手くいかない時はプロに相談する方が良い場合が多くあります。わんちゃんと飼い主さんにとって無理の無いように改善されることをお勧めします★

プラン② 自然療法を選ぶ

トラウマが強く、なかなか思うように改善できない場合は自然療法を併用していただく事があります。自然療法を使うと、トラウマが強いケースでもとても早く改善していきます。このような経験から、自然療法は私の仕事では欠かもせないものとなってきました。
~おすすめの自然療法~
🐾お手入れのときの怖がりで試してみるべき自然療法🐾

ホメオパシー
フラワーエッセンス
マザーチンクチャー
乾燥ハーブ
食事療法
Tタッチ
犬が自分で考えるトレーニング
遊びのセッション・行動療法(ノーズワーク・おもちゃ等)
環境設定の変更

わんちゃんの怖がりに使えるホメオパシー

私がセッションでわんちゃんに何を選ぶかはケースバイケースになります。
当たり前のことですが、100頭のわんちゃんがいたら、プランはそれぞれ違うんですね✨
ひとつずつ紹介していきたいところなのですがなにぶん情報量が多いですので、

その中でも、ホメオパシーのレメディーのについてご紹介いたします✨✨

ホームキットからのおすすめレメディーまとめ

お手入れでの犬の恐怖心に対して Acon
不安症 Ars
痛みを覚えてしまったようなとき Staph
爪切りで出血してしまったとき Arn Hyper Acon
長時間のお手入れ Lac-c  Staph  Arn
車に乗せる(トリミングに行く) Cocc Petr Acon
お手入れのあと、何にでも怖がる Stram Acon
噛みつくほど怖がる/瞳孔が広がる Bell Stram
体や心が傷ついたとき Calen
ドライヤーやバリカンの音が怖い Acon Bell Bor
精神的な疲労困憊 Chin Sep Hyper

こんな症状のとき、飼い主さんも同時にレメディーを使ってみるのもお勧めです。

補足事項

「体質改善」も目標に❣

そのほかに、怖がりの子は「骨が弱く、細身で体重ものらない、被毛が少ない、下痢や便秘になりやすい」などの状態も一緒に持ち合わせている場合が多くみられます。
そういったことにもホメオパシーをはじめとする自然療法が大活躍してくれます。

被毛も美しくしっかりした体型になり、表情豊かでキラキラ瞳のワンちゃんになること間違いなし✨

そしていつの間にか、怖がり等の問題行動も改善していくのです‼

ホームキットのおすすめ

ホメオパシーは、ホームキットやわんちゃんの様子に合わせて選んでいただいたレメディーをご自宅に備えていただく事をおすすめします。

おすすめする理由

①夜中などの急性症状に使える

②旅行にも持っていける

③いつでも「対応できる」という安心感が得られる

④砂糖玉に染み込ませてあるので、ペットに与えやすい

⑤ペットだけではなく家族全員使える

夜中に症状が出たときレメディーを使い、夜間救急に行かずに済んだ。病院に行く前に使ってみると、あらびっくり❣ 病院についたら症状がない! な~んてこともよく聞くお話です。

まとめ

自然療法でのりこえる怖がり克服術いかがでしたでしょうか?

精神と心の状態と、現れている症状は三位一体です。
心のバランスを整えることからスタートすることで、心身ともに健康な状態を維持することができます。
人とペットの共生のために、楽しみながら自然療法を取り入れていただきたいと思います。自然療法家でありドッグトレーナーである私が目指すのは
「犬のQOL」を自然療法によってより高めることです。

私の4匹の愛犬たちと愛鳥のQOLにも自然療法が欠かせなくなりました。
ご興味のある方は、続編をお待ちください。今までの経験や知識をどんどん公開していければと考えています。

最後まで読み進んでいただきありがとうございました💖
わんちゃんとのハッピーライフをお過ごしください🐾

ABOUT ME
森山 知加子
どのセッションでも自然療法をとりいれ、20年間の緊急医療での経験も活かし、より健康で自分らしい生活を実現していただけるようにアドバイスしています。 無農薬の家庭菜園にもはまり4匹の犬とインコと同居中~ ホメオパシーセンター京都京丹波/Naturalessence&Doggy'sessence/ミラクルに遊べるdogrun併設。 ホメオパス/ドッグトレーナー/臨床検査技師

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