ホメオパシーとは

ホメオパシーを知る前に・・・

共有したい自然医学の考え方

心と体は一体

17世紀ルネ・デカルトは、自然現象は、精神、霊の存在を使わなくとも全ての事が因果関係によって説明できるとした。

このようなものを基に人間を物質的な機械であるという見方が西洋では急速に広まり、現在に至っている。この考え方では、心を病んで病気になるとか、微細なエネルギーの滞りが病気の原因であるという発想がない。

例えば中医学の気の様な、インド医学のチャクラ等の様な)心も魂も気も関係ないから物質だけ治せばいいというのが医学の基本になってしまった。(臓器移植やIPS細胞もこの延長)しかし、真の医学は身体・心・魂が癒されるものでなければならない。

ルネ・デカルト

人間は機械ではなく、命(有機体)である

人間は機械のように単純ではない。だけど、私達は身体を機械のように見るよう教育されてしまっている。

生物機械論的に考えれば、末端の症状や患部を原因と判断する。人体というものは現実的には一見関係のないような器官と器官があるいは組織と組織が、関係し合って高度に恒常性を保っている。

一部を原因と見て手を加えれば全体に影響が出るものなのだ。

中医学のモデル

病気は外にはない

19世紀ロベルト・コッホという科学者が次々と病原体を見つけ出した。結核菌、コレラ菌。これによって病気が起こるのだと主張する。

一方、ドイツの衛生学者マックス・ヨーゼフ・フォン・テッペンコーファーは、これに疑問を持った。それでは「罹る人間と罹らない人間がいるのはなぜなのか」と。彼はコレラはコレラ菌で起きるのではなく、腸の腐敗によって起きるのだと主張し、皆の前でコレラ菌の培養液を飲んで見せた。

そして、彼は主張の通り、コレラに侵されることは無かった。テッペンコーファーは病気になる素因は私達の体にあると考えた。

テッペンコーファー

自然療法とは何か?

①自己治癒力を使うこと

人間が本来持っている健康を維持する力で、ホメオパシーではこれをバイタルフォースと呼ぶ。

体を統治して、恒常性(ホメオスタシス)を保つ力。風邪をひいても、怪我をしても治る力。

②バランスを取り戻す事

自然療法は、不自然さから乱れた、心と身体のバランスを回復させる事を目的にしている。

男性⇔女性 物質⇔精神 利己主義⇔利他主義 分析⇔統合 理性的⇔直感的 重力⇔浮揚力 陽⇔陰


古来中国では創造的な成長を生むには女性性、陰の力に重きを置くことが重要として、陽と陰のバランスは2:3とした。

③自然に逆らわない事

自然療法には死生観というものがある。

産まれるものは生まれ、死ぬものは死ぬという大原則。

これを認められないところに現代の悲劇がある。

陰陽図


ホメオパシーとは?

ドイツの医師サミュエル·ハーネマン(1755~1843)が確立した「症状を引き起こすものが症状を治す」という原理に基づいた医学。ホメオパシーの語源は、ギリシャ語の「Homoios(同様の、同種の)」と「Pahteia(苦しみ、病気)」を組み合わせたもの。日本語では類似療法というように訳される。 「もし二つの病の発現が非常に類似している場合、弱い病気気は強い病によって永遠に消滅させられる」というホメオパシーの自然法則がある。ハーネマンはこの法則を下記のように説明している。類似した症状を引き起こすレメディーによって人工的に作り出されたより強い病は、自然の弱い病を追い払う。すると人工的な強い病が残るので、一時的に症状が悪化したように感じることがある。しかし人工の病はレメディーの作用期間が終われば自然消滅する。こうして身体は自然の病と人工の病のいずれからも自由になり、治癒が起こる。

ホメオパシーで考えられる自然法則を文章で説明するのはとても難しいのでアニメーションで解説すると少しわかりやすいかもしれない。

①ある人の中に「つらい病気」があったとさ。

②レメディーによってつくられた人工の病気(虚像)は、それと似ていてより強い!

③もともとあった病気は、 自分と似た、より大きい病気に追い払われる。

④レメディーによってつくられた人工の病気は作用し終わると自然に消滅する。

⑤健康が取り戻されたとさ。

レメディとは?

ホメオパシー的な方法によって、原物質を高度に希釈震盪してつくられたもの。レメディーは自然界の植物、動物、鉱物などさまざまな物質から作られており、現時点で6500種類以上存在している。

現代10の24乗倍で物質はなくなると言われているがホメオパシーでよく使われる30Cという単位は10の60乗倍であり、現代科学では物質は既に存在しないと考えられるため証明が難しいとされるがハーネマンはこのような言葉を残している。

「物質を薄めてゆくことで「最終的には完全に物質は、分割不可能な、精神のような本質そのものになる」§270(7) 

砂糖玉の形状のものは舌下でなめる。使い方としては急性病(怪我、発熱、咳、鼻水等)の対処の場合、改善が止まったと感じたタイミングで同じレメディーを繰り返すのが望ましい(目安として3〜4時間に1回)。最低15分は様子を見て、改善を感じなければ次の候補のレメディーを試す。症状がなくなればレメディーをとる事を止める。慢性病の場合はホメオパスに相談する事が望ましい。

現代医学との違い

現代医学では病気=症状と考えられている。

一方で、ホメオパシーは病気=バイタル・フォース(自己治癒力)の乱れと考えられている。

すなわち、ホメオパシーでは 症状=その乱れを表現し、解消しようとする働きなので症状があることがとても重要な事である。

症状が抑圧されることで急性病から慢性病に移行すると考えられているため本質的に治癒するには、バイタルフォースを正常化しなくてはならない。

また、 我々もドクターに病気を治してもらおうという姿勢「治す治される医学」から脱却して「観察して気づく医学」としてホメオパシーに携わる必要がある。そうでなければ薬がレメディに変わっただけになってしまうからである。

ホメオパシーネクスト(株)

担当:石垣

0353253061

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